東出昌大と唐田えりか('18年映画「寝ても覚めても」初日舞台挨拶)

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 謝罪会見を行った東出。宙を仰ぎ、唇をかみ、苦悶の表情を浮かべ、言葉を詰まらせながらもレポーターの質問に答えた。会見後に向かったのは、生まれ育った実家。一方で不倫相手の唐田はドラマを降板し、姿を消したまま……。祖父は孫娘についていつも自慢していたというが、最近はそんな姿も見られない。杏は3人の子どもを抱えて、今日も1人分少ない食事を作っている。不倫の代償は、まだ続く──。

【写真】居酒屋で一般人と“イチャ飲み”をする東出昌大

 不倫発覚後、公には無言を通してきた東出昌大(32)が、3月17日に謝罪会見を行った。

「東出さんがナレーターを務めた映画のトークイベントがあったんです。監督との対談が終わった後、民放各局の女性レポーターたちによる囲み取材が行われました。唇をかみしめ、宙を仰いだり、涙をこらえながら話していましたが、どこか演技がかっていて、自分に酔っているようにも見えました。質問には答えていましたが、たびたび言葉に詰まる場面もありました」(スポーツ紙記者)

 女性レポーターの1人から「杏さんと唐田えりかさんのどちらが好きか?」と問われると、しばらく沈黙して、

「“心の内を今しゃべることは妻を傷つけることになる”と、絞り出すように言っていましたが、この答えがむしろ杏さんを傷つけていますよね? ワイドショーのコメンテーターたちからも、批判する声が多いようです」(前出・スポーツ紙記者)

 まだ夫婦の間に弁護士を入れての話し合いまでには至っていないというが、杏(33)はすでに弁護士を準備しているとの一部報道もある。

 ネットには《東出の会見みたけどクズや》《東出は別れたいんだろうな》《結局、東出の言い訳会見になっただけ》などと書かれ、関係修復のために決意して臨んだ“禊”の謝罪会見も裏目に出てしまったのか──。

 もうひとりの当事者、唐田えりか(22)は『週刊文春』による今回の不倫報道の影響で、出演中だったドラマのシーンがカットされることになり、実質的に1話で降板に……。3年にわたる不倫によって、唐田は今後の芸能活動が白紙に。今も公の場に姿を見せず、どこで何をしているのか不明のまま。

 そこで週刊女性は、唐田の近況を聞こうと、千葉県内の実家を訪ねると、彼女の祖父がインターホン越しに話をしてくれた。

唐田えりかの祖父に直撃取材

──えりかさんはどこにいらっしゃいますか?

「ここにはいません」

──都内に?

「でしょうね。これ以上はノーコメント」

──東出さんの会見は見た?

「一応見たけど。こっちから何を言ってもしょうがないから……。しかたないけど、まるで“遊女”のような扱いをされてるからね……」

──えりかさんから何か話を聞いていますか?

「全然、話してないからわからないね。会っていないから」

 初めて騒動を知ったときは、ショックだったと話した。孫娘については、これ以上話すことはなかったが、東出には思うところがあるようだ。

「言いたいことは100もあるけど……、私が何を言っても意味がないから。これ以上は話すことはありません」

 そう語る言葉は弱々しく、祖父の心痛が伝わってくる。

 近隣では、こんな話も。

「えりかちゃんは明るくて気さくでとてもいい子でしたよ。おじいちゃんはお話し好きで、道でお会いすると“今度えりかがドラマに出るんだよ”って、いつもえりかちゃんのことをうれしそうに話していてね。ドラマも楽しみにしていたと思うよ。ただ、騒動の後はまったく見かけなくなっちゃって……」(近所の女性)

 地元では小さいころからかわいいと評判で、テレビに出る姿を応援していた人も多い。

「東出さんが世間から叩かれているのを見て、えりかちゃんはつらい思いをしているんじゃないかなぁ。だって、形はどうであれ好きな人だったんだろうから……」(別の近隣住民)

 不倫の“代償”は唐田だけでなく、その親族にも及んでいるようだ。

 謝罪会見後、所属事務所の車に乗り込み、東出が向かった先は、埼玉県内にある実家だった。週刊女性が実家の前で声をかけるも、マスクにニット帽をかぶってうつむいたまま、無言で家の中へ入っていった。

 翌日、実家から出てきた母親に、東出とはどのような会話をしたのかを聞こうとしたが、“何も話しません”というように、片手をこちらに向け、無言のままだった。

実家近所での東出一家は……

 実家の近所では、こんな東出一家の姿が目撃されていた。

「騒動の前、東出さんと杏さんは子ども2人を連れて、たまに実家に帰って来ていましたね。夫婦ふたりで仲よく買い物に行く姿も見かけました。家の前では、お母さんも一緒になって子どもたちと遊んでいるのも見たことがありますよ」(近所の男性)

 そんな日々も今となってはいい思い出に。東出の母親は、孫と会うこともかなわなくなってしまったのだろう。東出の母親もまた、息子の起こした不倫による“代償”を払っているようだ。

 一方で杏は、約1か月前の2月18日、イベントに出席した際、今回の騒動について「いろいろな方にご迷惑をおかけしまして大変申し訳ございません」「小さな子どもたちがおります。どうか、そっとしておいてください」と語っていた。そんな杏の薬指から、指輪はすでにはずされていた……。

 今は都内の自宅で、子どもたちと以前より1人分少ない食卓を囲む。

 近隣の住民も心配のようで、

「仲のよかったころはよくふたりでウチに挨拶しに来てくれたり、家族で一緒にいるのをお見かけしたんだけどね……。騒動の後は、杏さんすら見かけなくなりました。お子さん3人を抱えて大変だろうに。かわいそうですよ。どんなに苦しいか……」(近所の主婦)

 東出が出演している映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』は5月1日からの公開が予定されているが、いまだに宣伝プランがまとまっていないという。

「公開前の完成披露試写会に、東出さんを出していいものかどうか決めかねているようですね。これまで、ドラマ版や前作映画の『ロマンス編』のときは、東出さん、長澤まさみさん、小日向文世さんの3人でプロモーションをしていました。でも、今回は長澤さん1人で行う可能性が高いようです。予告編を見ても、東出さんの登場するシーンが不自然に少ないんですよ……」(映画ライター)

 東出は前述の謝罪会見で、「子どもたちが大きくなったときに、これ以上、情けない思いをさせないために、今後の日々は最善を尽くして生きていこうと思います」とも語っていた。

 父親である渡辺謙の不倫が原因で家庭が壊れたことに苦しんだ過去がある杏のことを知っていての裏切り。子どもたちが将来、そんな父親の愚行を知ったら……。

 不倫の代償が収束する日は、まだ見えない──。