旬を迎える春キャベツ。味つけがめんつゆだけで簡単につくれる、豚肉と合わせたボリュームおかずをつくってみませんか?

レシピを教えてくれたのは料理家の小田真規子さん。ESSEonlineライターが実際につくって試してみました。


春キャベツを味わうレシピ


●春キャベツと豚こまのゴマめんつゆあえ


春キャベツがどっさり入った、温しゃぶサラダ風のおかず。
あえる際は、先に肉にめんつゆをからめておくと、味がしっかりつき、繊細な春キャベツの味わいも生かせます。





【材料(4人分)】

・春キャベツ 1/2個(400〜500g)

・豚こま切れ肉 350g

・めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ5

・ゴマ油 大さじ1

・すりゴマ(白) 大さじ3

【つくり方】



(1) キャベツは5cm角のざく切りにする。



(2) 鍋にたっぷりの湯を沸かし、(1)を入れて1分ゆで、ザルに上げる。同じ湯に豚肉を入れて火を止め、肉の色が変わるまで1分ほどほぐしながらゆで、水気をしっかりきる。



(3) ボウルに(2)の豚肉を入れ、熱いうちにめんつゆをからめる。(2)のキャベツ、ゴマ油を順に加えてあえる。器に盛り、ゴマをふる。



[1人分292kcal]




<つくってみた感想>

春野菜は色がきれいで甘く、スーパーで見かけると毎年ワクワクします。ただキャベツは一玉まるまる使いきれるか自信がなく、買うのをいつもためらってしまいます。

レシピにある、キャベツ1/2と豚コマ350gは、実際に用意するとかなり量が多く、大人2人で食べきれるだろうかと不安になりました。しかし、キャベツはゆでるとかさが減り、豚肉もあっさりしているので、夕飯と翌日のお弁当にして、ペロリと食べきることができました。

すりごまとめんつゆのまろやかな甘じょっぱさは、白米に直に乗せてどんぶりでかきこみたいような魅力がありました。
わが家の1歳10か月の息子は食べムラがあるのですが、彼も気に入ったようでもくもくと食べていました。

旬野菜と豚コマというお手ごろな価格の材料、野菜とお肉を無理なくたくさん摂ることのできるメニューなので、この春は家族に進んで食べさせたいと思います。

ESSE4月号
の特集「新タマネギ春キャベツの最小限レシピ」では、使う素材も味つけも最小限でできるのに絶品の、とっておきレシピを紹介しています。ぜひチェックを。

<レシピ/小田真規子 撮影・文/ひんやり>