台北市の寺廟「龍山寺」

写真拡大 (全2枚)

(台北中央社)観光地としても知られる台北市の寺廟「龍山寺」は3月13日から、線香の配布を取り止める。参拝者による持ち込みも禁止する。同寺は大気汚染や参拝者の健康に配慮して香炉を段階的に減らしており、現在設置している香炉は1基のみ。昨年5月からはろうそくの使用を禁じていた。

龍山寺の所在地である万華区富民里の范添成里長(町内会長に相当)は「手を合わせるだけで大丈夫。心があれば十分だ」と話した。

台北市内の有名寺廟では、行天宮が2014年に焼香とお供えを廃止している。

(陳怡セン/編集:名切千絵)