FWバスケス・バイロンがチリ1部クラブへ

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 いわきFC(JFL)は21日、FWバスケス・バイロン(19)がウニベルシダ・カトリカ(チリ1部リーグ)に期限付き移籍することを発表した。移籍期間は2020年12月31日までとなっている。

 チリ出身のバイロンは2018年度の全国高校サッカー選手権で青森山田高の中心選手として優勝を経験し、同大会の優秀選手にも選ばれた。卒業後、当時東北社会人サッカーリーグ1部だったいわきFCに入団。主力としてJFL昇格に貢献していた。

 バイロンはクラブ公式サイトを通じて「チリに行くという決断は決して簡単ではありませんでした。色んな人や沢山の物を犠牲にして下した決断でした」と経緯を語り、「その中で僕が高校卒業後、いわきFCは僕のプレーを認め、声かけてくれて、育ててくれた僕にとって大事なクラブであり感謝の気持ちで一杯です」と、いわきFCへの思いを述べている。

 そして「新しい場所でも自分の夢や目標を追い求め、自分の課題と向き合い努力を怠る事なく、日々大事にしていきます。1日でも早く試合に出て、日本で培ってきた事を忘れずに謙虚に頑張って行きます」と誓い、「ビッグな選手になってまたいつか、日本でプレーができたらと思います。応援よろしくお願いします」と惜別の言葉を送った。

以下、クラブ発表プロフィール

●FWバスケス・バイロン

(BYRON VASQUEZ)

■生年月日

2000年5月16日(19歳)

■出身地

チリ

■身長/体重

175cm/70kg

■経歴

東松山ペレーニアFC Jrユース-青森山田高-いわきFC