メッシを怒らせたアビダル氏はギリギリで踏み止まる…バルサ会長が緊急会談

写真拡大

チームの中心であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを激怒させたスポーツ・ディレクター(SD)のエリック・アビダル氏だが、どうやら残留することになるようだ。

バルセロナは5日、緊急会談を開催。アビダルSDの他、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長やオスカル・グラウCEO(最高経営責任者)らが出席。アビダル氏の去就について話し合われたようだ。

アビダル氏は先日、インタビューのなかで、エルネスト・バルベルデ氏の解任理由としてドレッシングルームでの怠慢を挙げ、多くの選手が不満を抱き、内部のコミュニケーションも不十分だったと話していた。

このインタビューに対し、メッシが珍しく反論。自身のインスタグラム(leomessi)で、「選手について話をするなら、名前を出すべきだ。そうじゃないと、ゴシップとして拡散されてしまう。その多くが真実じゃない」と怒りを露わにしていた。



この一件が大きな話題となってしまい、そのことを収めるためにバルトメウ会長がメッシとアビダル氏に連絡。そして、会談を行ったようだ。

なお、会談は約2時間にわたって行われ、アビダル氏のSD留任を決定したとのこと。話し合いにて解決したようだ。

あらぬ噂を立てられることを嫌ったメッシの気持ちは十分に理解でき、アビダル氏の思わせぶりな発言が招いた今回の一件。会長が上手く収めることに成功したようだが、メッシを含めた選手たちの不信感を拭えたのか、不安は残るだろう。