自治会(町内会)の役員を決める「クジ引き」。話し合いで結論が出なかったときなどに、やむなく使われる手段だ。

参加者は全員いい大人。いくら役員になりたくないとはいっても、まさかクジの結果に文句をつける人はいないはず...。大阪府に住む40代の女性・U子さん(仮名)も、そのように考えていた1人だった。

しかし、現実は違った。運悪く自治会長のクジを引いたある住民が、「やりたくない!」と駄々をこねだしたというのだ。はたして、その後どうなったのかというと...。

当たっちゃった...(画像はイメージ)

「なんで私がしないといけない!」

3年ほど前に、私の自治会内でかなり面倒なトラブルがありました。

毎年、自治会の役員を決める会議があるのですが、役職などはクジ引きで決めるルールです。押し付け合いなどでご近所トラブルを招いてはいけないと、今のような制度になりました。

当たっても文句なし。役員が外れてもいずれは自分に帰ってくるからとの気持ちで、できる範囲のお手伝いはしましょうをモットーに皆さん気持ちよく自治会活動をしていたのですが...。3年前のクジ引きで、大きなトラブルが起きました。

その時期に引っ越してこられたAさんに、ご近所の皆さんが散々振り回されたのです。自治会会議のクジ引きで、そのAさんが会長のくじを引き当てたのですが、

「やりたくない。なんで私がしないといけない!」

と大暴れ。皆で手伝うからと言ったものの、やりたくないの一点張り。必死に説得にあたりましたが、終いには泣き出してしまい、仕方なく別の人がやることになりました。

さらに納得がいかなかったのは、その後のAさんの行動です。こうした騒動を巻き起こしたのにもかかわらず、自治会のイベントには遠慮なく参加。しかも、会費も絶対支払わないのです。エラそうな態度で近所の皆さんが挨拶しても無視です。

かといって村八分にする訳にもいかず、イベントにはきちんと声をかけています。3年たった今でも横暴な態度をとっているので、近所の皆さんで困っています。

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