[みみよりライブ 5up−広島ホームテレビ]2019年10月22日放送「みみより」のコーナーでは、広島市南区にある浜本工芸の学習机を紹介していました。

実は浜本工芸、秋篠宮家の3人のお子様がお使いになった学習机を製作したメーカーなのです。


浜本工芸公式サイトより

引き出しが命!こだわりの学習机

ナラの無垢材をふんだんに使い、国内生産にこだわった家具作りをしています。ナラの無垢材は、堅く、耐久性に優れ木目の表情が富んでいるのが魅力。

老舗の持つ技は、学習机にも遺憾なく発揮されています。

丸みを帯びていてかわいらしいデザインの学習机は、眞子様、佳子様もお使いになったということです。

曲線こそが浜本工芸の技。丸みを出すために、1枚の板を高温水で蒸し、プレスして乾燥させる「曲木」という技術を使い作っているんだそう。

木の繊維を断ち切ることなく曲げることで、木目の美しさや強度を保った仕上がりに。

秋篠宮悠仁さまがお使いの机もありました。どの学習机にも共通して言えることですが、天板にもこだわりが。すすのようなものや、油性ペンがついても、消しゴムを使うと消すことができます。

その秘密は、UV塗装にあるということです。塗装することで硬度が高く、キズが付きにくく汚れが取れやすくなるんだそう。

「学習机は引き出しが命」と話す社長。多少乱暴に扱っても壊れない、ということです。引き出しを出した状態で大人が座っても壊れません。この引き出しを作れることも、浜本工芸の強みの1つ。

精密な機械で木材を正確にデザインし、職人にしかできない手仕事は、1つ1つ丁寧に向き合う確かなモノづくりがありました。

秋篠宮家の学習机が広島で作られている、ということに驚きました。

(ライター:tama35)