イヴァン・ペリシッチ、ミカエル・キュイザンス、そして間も無くしてフィリペ・コウチーニョの獲得発表が見込まれている、バイエルン・ミュンヘン。ブンデスリーガ開幕戦となったこの週末には、非常に積極的な動きをみせたが、どうやら今シーズンに向けたプランはこれで終焉を迎えたようだ。

 「これでうちのチームは出来上がったよ。思惑通りに、うまく作り上げられたと思う。」と、ウリ・ヘーネス会長は、TV局スカイsportとのインタビューにて語った。「我々は7月はじめでは、あまり選手の数は多くはなかったが、今回3選手を獲得することで、クオリティという面でも積み重ねていけたと思う」との見方を示している。

 そしてヘーネス会長は、これによりニコ・コヴァチ監督が「落ち着いて、クリスマスまでこのメンバーで取り組んでいけることだろう」ともコメント。つまりは十字靭帯を部分断裂したリロイ・サネについては、ひとまず獲得を見合わせるということになりそうで、同様のことは同じく候補として名前があがっていたマリオ・マンジュキッチについてもいえそうだ。