凸版の低コストIoT、ニシキゴイの中国輸出を助ける
ゼタは、英ZiFiSenseが開発した通信規格。アクセスポイントと複数の中継器でネットワークを構成する「メッシュ(マルチポップ)型」で、中継器を介して遠隔地のセンサーや機器でも通信できる。通信環境によっては最長60キロメートル前後までカバー可能。アクセスポイントの設置コストを抑制できる。
ニシキゴイの給餌の管理には、凸版が独自に開発を進めるセンサーも使う。精度や効果を検証し、給餌の自動化といった新たなサービスやIoT機器の開発に役立てる。ACCESS(東京都千代田区)と開発中のIoT機器も今後導入を検討する。ニシキゴイは近年は中国など海外の富裕層に人気があり、需要の高まりを前に管理を高度化する必要に迫られている。
凸版は、ゼタ関連事業で2022年までに10億円の目標を掲げる。業務効率化の他にも、属人化しているノウハウの見える化やデータの蓄積もでき、ゼタのビジネス拡大に力を注ぐ。
