千葉県内で合宿をスタートさせた森保ジャパン

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 来年1月5日にUAEで開幕するアジアカップに出場する日本代表は26日、千葉県内で国内合宿をスタートさせた。この日は国内組のうちDF槙野智章(浦和)を除く10人と海外組からは唯一、MF南野拓実(ザルツブルク)が参加。トレーニングパートナーの6人を含めた計17人で合宿初日の練習を行った。

 練習後に報道陣の取材に応じた森保一監督は「(合宿初日から参加するのは)多くの選手が国内組で、コンディション的には休んでいる期間が長かったので、ボールフィーリングは上げていかないといけない。ただ、オフで休みも入って、メンタル的にはフレッシュ。これからコンディションを上げていければ」と、国内での事前合宿の狙いを説明した。

 国内合宿最終日となる30日には流通経済大との練習試合も予定している。この時点で、現地で合流するDF吉田麻也(サウサンプトン)、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、FW武藤嘉紀(ニューカッスル)を除く20人はそろっている予定。「全員かは分からないが、基本的にはやってもらう」としたうえで、UAE入りしてからも練習試合を組む可能性を明らかにした。

「考えているけど、決定ではない。オーダーはしているが、UAEもシーズンオフに入っているので、どうなるかは回答待ち」。チームは30日まで国内で合宿を行い、いったん解散。年明けの1月2日に再集合し、UAEへ出発する。現地では3日からトレーニングを行い、9日にグループリーグ初戦のトルクメニスタン戦を迎えるが、それまでに練習試合を挟みたい意向だ。

 2大会ぶり5度目のアジア制覇を目指す日本代表。MF青山敏弘(広島)は「みんな意識高く集まっているし、アジアカップを取るためにここに来た」とチームの思いを代弁する。9月の初陣からここまで5試合戦って4勝1分の無敗。「監督のやりたいことはみんなに伝わっている。もっと細かいところを(監督と選手の)間に入って伝えていけたら」と自身の役割を理解する32歳は「次は親善試合じゃない。細部にこだわっていければ」と力を込めた。

 アジアカップは今大会から出場枠が16か国から24か国に拡大。前回大会まではグループリーグでベスト8に絞られたが、今大会からラウンド16が増え、決勝まで勝ち進めば総試合数も6から7に増える。森保監督は「チームの総力戦として7試合を戦い抜くことを考えていかないといけない」と、23人全員で勝ち抜いていく決意を口にした。(取材・文 西山紘平)