『週刊文春』で現役女子大生、しかもミスコン女王の美女との熱愛が報じられた嵐の櫻井翔(36)。

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“隣にいるのが小川彩華アナじゃない!?”というファンの動揺と同時に、張り込み写真に写ったプライベートな櫻井の姿を見て、「顔パンパン」「普通にオッサン」「お肌の衰えにも驚いた」と、その劣化っぷりに衝撃を受けるファンも多くいた。

 体形そのものは特に太ったように見えない櫻井だが、昨年末の第68回NHK紅白歌合戦でも顔のむくみが指摘されるなど、ネットでは“甘ベビーフェイス×デカ顔”のインパクトも話題になっている。

 一方、今夏、映画『検察側の罪人』のプロモーションでテレビ露出が増えた二宮和也(35)は、変わらぬルックスを維持しており、他のメンバーも若々しさを保っているように見える。

 なぜ同世代でもメンバーによってこんなに差が出ているのか? 男性芸能人の劣化にいつも鋭く目を光らせている美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長に話を聞いた。

――若手ジャニーズだった嵐も、もうアラフォーですね。20代の頃の櫻井さんと現在36歳の顔を比較すると、いかがでしょうか?(写真を見せる)

高須「やはり、『10年ひと昔』と言ってね。10年の時間は長いですよ。だから、当たり前に老けたと言えるんじゃないかな? 知的な番組にも多く出ていて、ルックスだけで勝負しているわけじゃないから、いいのかもしれないけどね」

――他のメンバーの劣化速度と比べて、櫻井さんはちょっと早い気がしますが……。

高須「まず、二宮クンはもともと、とっちゃん坊や的な“おじさん少年”顔だったから、顔に年齢が追いついたって感じだね。それと、大野くんは早めに小刻みに太り出したから、体形の崩れが目立たない。でも、ちょっとオッサンっぽい雰囲気が漂うし、もう少し太りそう! 相葉クンは年齢の割にほうれい線と頬のこけが目立つし、これ以上ヤセるとあっという間に“ミイラ顔”になるから気をつけて!」

――“ミイラ顔”という衝撃のワードが飛び出しましたね!

高須「劣化には2パターンあって、顔のラインがたるんで太り出す、“膨らみブルドッグ型”と、目がくぼんで頬がこけ、骨っぽくなりシワが目立つ、“しぼみミイラ型”があるんだよ。二宮クン・相葉クンは後者タイプだから、これ以上ヤセないようにしてほしいな」

――ちなみにブルドッグ型は?

高須「櫻井クン、大野クンだね」

――なるほど。ところで松本さんの名前が上がりませんが……。

高須「だって、見るからに美意識高いでしょ! 見てみなよ、彼の眉毛のデザイン! これはそうとう先取りアンチエイジング対策をしてきた、手入れのいい顔だね。UVケアもしっかりしてそうな美肌だし」

――うっ! やはり男性も“かっちゃん非劣化三種の神器”(※編集部注:高須院長が提唱する、劣化防止にはUVケア・保湿・睡眠という美容ルール)は欠かせないんですね。ところで、櫻井さんのスクープ写真には顔の丸みと肌荒れ・ヒゲが目立ち、ネットで「普段と違う!」という声が多数出ました。

高須「ヒゲは男性ホルモンが活発な年代だからかな? でもね、雑誌やテレビなどの撮影では、メイク前にまずむくみ取りのマッサージから始めるんです。さらに完璧なライティングでアラを飛ばすでしょ? 楽屋入り前と本番がびっくりするほど違う有名人なんてゴマンといますよ! ヘアメイクもスタイリングもプロが完璧にやるしね。不評だった写真は、まぁ、休日の素のアラフォー男性ということでしょう」

デカ顔の原因とは?

――“プロの手にかかる”ことはやはり強いですね。しかし、顔の大きさはテレビ番組に出るたびにネットに上がるほどです。小顔という印象はなかった櫻井さんですが、先ほどのご指摘のように、現在はなかなかのデカ顔・ブルドッグっぷりです。

高須「20歳で骨格は完成し、年を取ることで肉がそげ、エラや頬骨が目立つことはあるけど、櫻井クンの場合はむくみかな? 20代に比べて30代も後半になると代謝が悪くなるし。あとは低血圧なのかもしれないね」

――むくみですか! 女性でも多くの方が悩むむくみですが、やはり見た目的にも対策は大事ですね。それにしても、元総務官僚のお父さんと顔が似てきたような?

高須「うん、ヒゲ具合が似てるね! 子どもはだいたい異性の親に似るものだけれど、櫻井クンは父親に毛質が似たのかも。お母様の顔もちょっと見てみたいね」

――知的で甘フェイスの櫻井さんが“顔デカ”と言われる日が来るなんて、ファンじゃなくてもがっかりです。元のシュッとした櫻井さんに戻るには、どうしたらいいのでしょうか? 

高須「保湿のために水分を取りましょう。むくみなどはウルセラで引き締めを行う。これは撮影前のタレントさんにも大人気だよ! あと、ヒゲは毛根ごと脱毛するのが良さそう。肌にもいいしね」」

――それにしてもアイドルも一般人も、男性は30代後半から急激にオッサン化が進むものなのでしょうか?

高須「男性も女性も、個人差はあるけど30代に入ると今までのケアではルックス維持は難しいよ。そもそも劣化対策は“先取り”がベストだしね」

――老けを感じて焦っていろいろやるより、先に先にと対策したほうが効果的なんですね。

高須「そうです。まったく老化を感じていなくても、歯のケアを含むオーラルケア、ヘアケア、そしてシミ・シワ対策にUVケアと保湿だね。そして男女ともに睡眠は美容&健康の秘薬!! 櫻井クンも、彼女とイチャコラするのもいいけどしっかり寝ましょう!」

<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)、『炎上上等』(扶桑社新書)、最新刊は『大炎上』(扶桑社新書)。

※記事中の高須院長のコメントの一部を更新しました。(2018年9月10日9:50)