大阪府警察学校で2004年、剣道の授業で教官に殴られて難聴になったとして、男性警察官が府に損害賠償を求めた訴訟があり、大阪地裁が17年3月に暴行を認めて賠償を命じる判決を言い渡し、18年2月に確定していたことが30日に分かった。共同通信が報じた。

判決によると、男性は剣道の授業で教官から頭部左側付近を殴られたという。教官はこてを、男性は防具の面をそれぞれ着用していたが、右耳に違和感が生じ、一時的に聴力が低下したとのこと。

大阪府警で暴行、賠償命令 30代現役署員「難聴に」(共同通信)