チーズやジャムで驚きのかわいさ!森映子さんのゆかいなトーストアートの世界

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かわいいごはんが作りたいけれど、キャラフードやデコフードってハードルが高い……。そんな時、まねしたいのがフードコーディネーター・料理家として活躍する森映子さんのトーストアート。なかでも「#焼きチーズトーストアート」は、ぷっくりとしたチーズの立体感がたまらなくかわいいんです!その魅力や作り方のコツを映子さんに伺いました。

ぷっくりチーズにキュン!焼きチーズトーストアート



出典:https://www.instagram.com

2色のスライスチーズ(ノーマル・チェダー)を重ねて作る「#焼きチーズトーストアート」。パンの上にフルーツなどの形にカットしたチーズを普通にのせただけでも十分かわいいのですが、トースターで焼くとチーズがぷっくりと膨らんで立体的に大変身。たとえるなら、焼かないものが普通の絵本だとしたら、焼いたものは飛び出す絵本といったところでしょうか。このぷっくりとしたフォルムがなんとも愛らしくて、見ているだけでもキュンとしちゃいます。

考案者の森映子さんは、食パンにジャムなどで柄を描く「#柄トースト」でもおなじみ。そんな映子さんのゆかいですてきなトーストアートの世界をご案内! 作りやすいものからちょっとコツのいるものまで、難易度順にワンポイントアドバイスなどを交えながらご紹介するので、ぜひ作ってみてくださいね!


森映子/Eiko Mori (@estyle1010) さんのインスタグラム

まずはここから!入門編


安定のかわいさ。チェック柄

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映子さんが一番最初に作った焼きチーズトーストアートがこちら。チェックトーストを作った時、「これを焼いてみたらどうなるのかな?」と思ったことがきっかけだそう。
作り方は、2色のスライスチーズを2枚重ねて格子状にカット。それを食パンに裏表交互に並べてチェック柄にします。最後に軽く(約1〜2分)トースターで焼けば出来上がり。焼きあがるとふくらんだチーズ同士がくっついて、さらにチェック感アップ。ね、かわいいですよね!


実は一番簡単かも!ストライプ柄

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こちらのストライプ柄は、チェック柄よりもさらに簡単なのだとか!
チーズを2枚重ねたらなるべく細い短冊に真っすぐカット。あとはパンに交互に裏表で並べて軽く焼けばOK。ストライプ柄はかわいいだけでなく、爽やかな印象もありますよね。


コツをつかんだら挑戦!応用編


こんなTシャツ着てみたい!ボーダー柄(難易度★)

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ここからは少し難易度が上がります!
こちらは映子さんがずっとやりたかったというボーダー柄。2枚重ねたチーズをTシャツの形に切り落としボーダーにカットしています。映子さんいわく、「トースターから出てきたらテンションが上がるかわいさ」。たしかに、この肩のあたりの丸い感じとかたまりません! ゆったりとした作りで着心地も良さそうですよね♪ ワンポイントアドバイスは、「カッターでうまくTシャツの形に切ることが出来れば成功したも同然!」とのことです。おしゃれさんはノースリーブにしてみたり、フリル袖にしてみたりとアレンジしてみても!


この思い、届け!ラブレター柄(難易度★)

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チェダーチーズとスライスチーズで作ったお手紙を軽く焼いた後、ケチャップでハートを描いてラブレターに! かわいいアイデアにキュンとしちゃいますよね。こちらはいたってシンプルなので、作りやすいはず。ぜひ大切な人に作ってあげたい一枚です。


本物と見間違えそう!目玉焼き柄(難易度★)

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映子さんの娘さんが「本物のうずら卵をのせたかと思った!」とびっくりした目玉焼き柄。映子さんいわく、卵を焼かなくていいから「一石二鳥」とのこと(笑)。卵の黄身の色が本物そっくりで、たしかに卵を食べた気分になるかも。ちなみに割れた卵の殻は100円ショップで売られているクッキー型を使ったそう。アクセントになっていてとてもかわいいですよね!


ピタッとハマると気持ちいい♪パズル柄(難易度★★)

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このパズル、どうやって作っていると思いますか? こちらも上の卵の殻と同様にクッキー型か何かを使っているのかと思いきや、すべて手作業なんです! チーズを四角に切ってから裏表交互に並び替え、きれいに洗った鉛筆のキャップで丸くくり抜いていったそう。型がなくてもこんなにきれいに作れるなんて、そのアイデアに脱帽です。


甘酸っぱい実がたくさん♪リンゴ柄(難易度★★)

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カッターでチーズを木の形に切って、丸く型抜きした穴にはイチゴジャムを入れているそう。まるで絵本や童話に出てきそうなかわいいリンゴの木ですね。映子さんいわく、「木のモクモク感がうまく出せれば成功!」 だそうです。ちょっぴりテクニックがいるので、集中して取り組みたいですね。


シンプルだけど抜群のかわいさ!トランプ柄(難易度★★)

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スライスチーズを四角に切り、チョコでクローバーとスペード、ケチャップでハートとダイヤを描いたトランプ柄。こちらも童話に出てきそうなかわいさで、『不思議の国のアリス』を思い出しました。さすがにキングやクイーンを描くのは大変だけど、マークと数字なら絵心のない私でもなんとかいけそう。どのトランプの柄を描こうか、考えるのも楽しそうですね。映子さんいわく、「これはスライスチーズ(ノーマル)一色しか使っていないのですが、ぷっくりとした立体感を出したいのなら、スライズチーズを2枚重ねたものを使うといいです」とのこと。作り比べてみたいですね!


ぷっくり果肉がジューシーなオレンジ柄(難易度★★★)

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チェダーチーズとスライスチーズ、ピスタチオでオレンジを見事に表現した秀作! ぷっくりとした果実から、今にも果汁があふれてきそうですよね。この爽やかな見た目に、チーズだと分かっていても口がオレンジ味を期待してしまいそうです(笑)。ワンポイントアドバイスは、「ひたすら頑張って果肉チーズ(三角)を並べていきます。ファイト!」。ちょっぴり根気がいりそうですが、このかわいさのためなら頑張れそうですよね!


こちらもチェック!映子さんの代表作 #柄トースト



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映子さんの柄トーストが脚光を浴びたきっかけは、こちらの「リンゴ柄」。ラズベリージャムの皮にピスタチオの葉っぱ、そして芋けんぴのツル。リンゴの断面にはカスタードクリームと黒ゴマを使用しています。その食材のチョイスがお見事で、思わずうなってしまいます!

柄トーストのモチーフとなるジャンルは幅広く、「カップケーキ柄」などのスイーツから、「海老天丼柄」などのごはんもの、さらに名古屋名物の「あんバター柄」や人気ファストフード店の「ポテトフライ柄」、さらには風邪薬でおなじみの「Mr.コンタック柄」までボーダレス! なかでも映子さんお気に入りの柄をコメントとともにご紹介します。


映子さんが選ぶお気に入りの #柄トースト TOP3

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第3位:書初めトースト
「柄でもないし、“いいね!”がそれほど多いわけでもないのですが、自分ではとても気にいっています。半紙に見立てたサワークリームの上に黒ゴマクリームで王道の文字を書きました。久々の書道に緊張した一枚です」



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第2位:コーヒー柄
「これは食パンにコーヒーを描いて朝食はこの一枚で完ペキ!というシャレで作りました。海外からの反響も大きかった一枚です」



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第1位:いくら柄
「黒ゴマペーストを軍艦海苔に見立て、イチゴジャムをいくらのように粒々と絞りました。リアルな仕上がりに一人満足した朝ごはんでした」


映子さんに柄トーストを作る上で心がけていることを聞いてみたところ、「寒い時期には雪だるま、暑い夏にはカキ氷、というように見に来てくださる方が共感できる柄を選んでいます。そして密かに注目していただきたいところは、いつもナイフとフォークを添えているのですが、たまに箸になったりピザカッターになったりします。ぜひ隠れ小物を見つけてください!」とのメッセージをいただきました。楽しい仕掛けがいっぱいで、隅々まで見逃せないですね!


インスタグラムで #柄トースト をチェック!

アイデア次第でいくらでも広がる!トーストアートの世界



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実は、映子さんがトーストアートで使うのはチーズやジャムだけではありません。こちらはインスタント焼きそばと黒豆を使ったトーストアート。モデルはお姉さんの愛犬でトイプードルのラテくんだそうです。モコモコ感を出すために、焼きそばを使ったところが秀逸ですよね!

作ろうと思ったきっかけを聞いたところ、「インスタント焼きそばを作っている時、麺を混ぜながらソースに絡んでいるところと、そうでないところのグラデーションを見てなぜかラテの毛並みを思い出しました(笑)」。その“ひらめき力”、私もほしい! アイデア次第でいくらでも表現の幅は広がるんだなとあらためて気付かされました。

今後挑戦してみたいことは、「今まで作ってきた技を融合させたトーストです(なんだかたいそうな言い方ですが)。「柄トースト×焼きチーズトーストアート」や「オブアート×柄トースト」のようなコラボトーストをしてみたいです」と、すでに新たなアイデアが! 日々進化・深化する映子さんのトーストアート、これからも要チェックです!


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