[OH!バンデス‐宮城テレビ]2017年4月13日の福島県と放送を繋ぐ「バンデス×Chu!」のコーナーで、若い世代をターゲットにした紙コップを使ったある伝統のある食べ物について紹介していました。


「仙台季香」公式サイトより

シンプルながらもスタイリッシュな紙コップ。一見コーヒーでも入っているかの様に見えますが、なんとその中身の正体は「仙台長なす漬」なのです。

ターゲットは若者

「仙台長なす漬」とは、宮城の伝統野菜「仙台長なす」で作る漬物の事。小ぶりで皮が薄く、果肉の締まった独特の歯切れが特徴です。その「仙台長なす漬」を作り続けて70年にもなる老舗、岡田食品工業(仙台市若林区)が生みだしたのが、カップ入りの「仙台季香」です。

「紙コップにすることによって、目立たせること。後は、若い人が手土産を贈りたいと思った時に、漬物という発想が出てこないというのを1番最初に解消したいというのが目的でした」と語るのは、3代目の岡田英司さんです。

若い世代に「仙台長なす漬」を知ってほしい。この思いが誰でも気軽に手に取れる紙コップとのコラボ商品を生んだとのことです。

まるで、カフェからテイクアウトしたかのような見ための商品。味は、昆布だしの旨みと薄口醤油がベースのスタンダード、ゆずの皮で爽やかさを演出したゆず味、スパイシーな唐がらしの3種類です。

紙コップの中には、パック入りの「仙台長なす漬」と爪楊枝が入っています。パックの中身を紙コップに移し、そのまま食べるだけ。とてもスタイリッシュに食べられます。完全無添加・減塩で薄味に仕上げているので、健康志向の方にもおすすめとのことでした。

 

そして、紙コップならではのシメがあります。なんと、漬物を食べてから「漬汁1:お湯1」で割って飲むのです。これは無添加だから出来ること事だと岡田さんは言っています。

 

仙台季香は、小(40g)410円・大(70g)626円で、3月17日に発売開始となりました。新幹線の中でも手軽に食べられる様にと、仙台駅直結の「エスパル仙台本館地下1階」「仙臺みやげ館」でも販売しています。20〜30代を中心に人気を高めているとのことでした。

新幹線の中で漬物っていいですね。紙コップで手軽にというのが本当に良いアイディアだなと思いました。漬汁でテーブルが汚れることも無さそうですしね。漬汁スープもとっても気になる!!(ライター:佐藤憲子)