15日、東京ドームでは、WBC 2次ラウンド・プールE、日本代表(侍ジャパン) vs イスラエル代表の一戦が行われた。試合は、侍ジャパンが先発・千賀滉大の好投や4番・筒香嘉智らの活躍により8-3で勝利した。

勝った侍ジャパンは、6連勝で決勝トーナメント行きを決定。22日にプールF・2位のチームと準決勝を戦い、23日に決勝を迎えることになる。

すると、TBS「NEWS23」では、野球解説者・佐々木主浩氏が、この日のイスラエル戦や準決勝戦の展望を語っている。

まずは、イスラエル戦に先発した千賀について、「ずっと(試合で)投げてる。それで今日先発ですから驚いたんですけど、その中でこのピッチング」という佐々木氏。筒香には「オランダ戦もそうでしたけど、チームバッティングに徹する。欲しい一発を狙って打てる。素晴らしいバッターになりました」と絶賛した。

また、プールFでは、ドミニカ共和国、アメリカ、プエルトリコ、ベネズエラらが決勝トーナメント進出を争う。準決勝では、この中の2位と対戦する侍ジャパン。「どこがくるか分からない。横一線です」と切り出した佐々木氏は、準決勝の先発を訊かれると「やはり、どこが上がってくるか。チームによってどういうバッティングスタイルかで決めた方がいい」と説明した。

具体的には「千賀と菅野(智之)」という佐々木氏。ドミニカ共和国が相手の場合は、「落ちるボールがあったほうがいい」と千賀を、アメリカの場合は、「横の変化とシュートと。左右の揺さぶりで」と菅野を推した。

その他にも佐々木氏は、打線について「(イスラエル戦の)このままでいい」とした上で、「相手のピッチャーによって、秋山(翔吾)や田中(広輔)の入れ替え。その他は、いじらないほうがいい」と持論を述べた。