5日、日本テレビ「行列のできる法律相談所」には、プロレスラー・オカダ・カズチカがゲスト出演。「青春時代の後悔」として、プロレスラーを夢見て厳しいトレーニングに明け暮れた練習生時代のエピソードを明かした。

VTRで登場した母・富子さん曰く、優秀な子供だったというオカダは「本当に手のかからない子。記憶力もいいし、九九も幼稚園の年中か年長では覚えていた」と語るほど。それでも中学3年になったオカダは、高校に行かずプロレスラーになりたいという想いを両親にぶつけた。

そんなオカダの直訴に対し、富子さんは「辞めたくなったらいつでも帰ってらっしゃい」と送り出し、オカダは15歳で闘龍門に入門。プロレスラーを目指すことになった。

それでも過酷な練習の日々に音を上げたオカダは、富子さんに「もう辞めて家に帰るよ」などとメールを送った。だが、これを見た富子さんの返信は「もう少し頑張ってみたら?」というもの。この返答に驚いたオカダは、弱気になっていた自分を省み、再び日々の練習に打ち込んだ。

この時のやり取りについて、富子さんは「何かをやり出したら、途中で投げ出すような子では絶対ないので”頑張れ”って言って欲しかっただけだと思います」とキッパリ。オカダは、そんな母を心配させたメールのことを後悔しているという。

「(母からは)"いいよ、帰っておいで"って言われると思ってたので、”もうちょい頑張れ”って言われて、”ええぇ”みたいな。母親がそう言ってるなら僕も頑張んなきゃなみたいな」と振り返ったオカダ。司会の宮迫博之から「"帰っておいで"というメールだったら?」と訊かれると、「帰ってました」と素直に話した。