菅野智之が新球種習得、元侍ジャパン・渡辺俊介が意義を語る
4日、TBS「バース・デイ」では、「世界一奪還へ・・・重責を背負うエース 菅野智之 27歳 知られざる挑戦」として、7日に開幕するWBCに臨む菅野を特集。元侍ジャパンメンバーで世界一を経験している渡辺俊介(新日鐵住金かずさマジック)が、その投球術を分析した。
現在は、巨人のエースとして活躍する菅野だが、2015年に行われた「プレミア12」など国際試合になると、防御率は(プロ入り後)4試合で3.00とふるわない。
渡辺は「海外のトップ選手でやってるバッターというのは、基本皆強いスイングができる。例え9番バッターでも長打を警戒しないといけない」と切り出すと、「日本でシーズン中の下位バッターに攻めるようなパワーピッチング、力でいけるって思ったところの感覚が違っているのかな」と分析した。
すると、「真っ直ぐがファールになってくれたり、空振りしてくれるのが一番」と話す菅野は、「チェンジアップの場合は奥行きの空間も使える」と、ストレートと同じ腕のフリで落ちるチェンジアップを新しい球種として用意したという。
さらに菅野は「同じ腕のフリで真っ直ぐが150キロ。同じ腕のフリでチェンジアップが140キロでもいいんです。チェンジアップを意識する中で真っ直ぐがきてボールの下を振ったり、チェンジアップがあるからって意識を右に置こう、ポイントを近くしよう、真っ直ぐ詰まる」と説明。チェンジアップは、ストレートを生かすためのボールになるという。
今年1月には、チェンジアップを投げるオリックスバファローズ・西勇輝とハワイで自主トレを実施した菅野。その成果もあったか、1日に行われた台湾プロ選抜との壮行試合では、4回を無失点に抑えている。
球数は僅かながら、チェンジアップを織り混ぜた菅野のピッチングについて、渡辺は「菅野投手が目指しているのは、ギリギリまで真っ直ぐだとバッターが思ってくれるチェンジアップ。真っ直ぐにタイミングが合ってきた場合に、真っ直ぐに見えるチェンジアップを使うことで効果は大きい」とその意義を語った。
現在は、巨人のエースとして活躍する菅野だが、2015年に行われた「プレミア12」など国際試合になると、防御率は(プロ入り後)4試合で3.00とふるわない。
すると、「真っ直ぐがファールになってくれたり、空振りしてくれるのが一番」と話す菅野は、「チェンジアップの場合は奥行きの空間も使える」と、ストレートと同じ腕のフリで落ちるチェンジアップを新しい球種として用意したという。
さらに菅野は「同じ腕のフリで真っ直ぐが150キロ。同じ腕のフリでチェンジアップが140キロでもいいんです。チェンジアップを意識する中で真っ直ぐがきてボールの下を振ったり、チェンジアップがあるからって意識を右に置こう、ポイントを近くしよう、真っ直ぐ詰まる」と説明。チェンジアップは、ストレートを生かすためのボールになるという。
今年1月には、チェンジアップを投げるオリックスバファローズ・西勇輝とハワイで自主トレを実施した菅野。その成果もあったか、1日に行われた台湾プロ選抜との壮行試合では、4回を無失点に抑えている。
球数は僅かながら、チェンジアップを織り混ぜた菅野のピッチングについて、渡辺は「菅野投手が目指しているのは、ギリギリまで真っ直ぐだとバッターが思ってくれるチェンジアップ。真っ直ぐにタイミングが合ってきた場合に、真っ直ぐに見えるチェンジアップを使うことで効果は大きい」とその意義を語った。