ミランは3日に株主総会を開き、中国コンソーシアムへのクラブ売却がこの日までに実現しないことを認めた。今後が不透明な状況が続き、サポーターからは皮肉が寄せられている。

昨年夏に中国コンソーシアムへの身売りで合意したミラン。だが、当初の予定だった昨年中の売却は、コンソーシアム側の要請で延期となっていた。

そして取引の完了(クロージング)が予定されていた3日も、コンソーシアム側から必要な資金が支払われず。アドリアーノ・ガッリアーニCEOは正式にクロージングの延期を認めた。


イタリアメディアによると、すでに2億ユーロ(約240億円)の手付金を支払っているコンソーシアム側は、さらに1億ユーロ(約120億円)の手付金を10日までに支払うことで、1カ月のクロージング延期を望んでいるという。両者は交渉を続けているようだ。

だが、度重なるクロージングの延期に、「チャイナミラン」への懸念は小さくない。サポーターはSNS上で「ネバーエンディング・クロージング」などと揶揄している。






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来週までに手付金が支払われ、1カ月以内に「チャイナミラン」は誕生するのか。あるいは、これまでの2億ユーロを手にして、シルヴィオ・ベルルスコーニ氏がオーナーであり続けるのか。サポーターは皮肉を込めつつ、明確な結果を待ち望んでいる。