名門バイエルン・ミュンヘンのCEOともなれば、口にした言葉を違えることはあり得ない。カール=ハインツ・ルンメニゲCEOが24日、チームの首位浮上を後押ししたインゴルシュタットにソーセージやビールを差し入れした。

きっかけは、昨年12月10日のブンデスリーガ第14節で、インゴルシュタットが首位ライプチヒに今季初黒星をつけたことだ。今季のブンデスリーガで旋風を巻き起こすライプチヒが初めて敗れたことで、2位だったバイエルンは21日ぶりに首位に返り咲いた。

当然、バイエルン陣営は大喜び。ルンメニゲCEOはインゴルシュタットにお礼をしようと、バイエルン地方の名物である白ソーセージと白ビールを車いっぱいに積んで差し入れすると口にした。

それから1カ月半。ルンメニゲCEOは約束を守った。それも、ただ差し入れただけではない。自らインゴルシュタットまで足を運び、プレッツェルとともに白ソーセージを取り分けるサービスぶりだ。


サッカー界のレジェンドでもあるルンメニゲCEOの粋な計らいに、インゴルシュタットも感謝している。


ブンデスリーガは先週末再開され、バイエルンはフライブルクを2-1と下し、2位ライプチヒとの勝ち点3差を維持した。一方のインゴルシュタットはシャルケに0-1と敗北。降格圏の17位と苦しんでいる。