XFN-ASIAによると、投資銀行大手モルガン・スタンレーのアナリスト、レベッカ・ランケル氏は15日の顧客向けレポートのなかで、アップル・コンピュータが、携帯デジタル音楽プレーヤー「iPod（アイポッド）」の販売で提携したことについて、両社のパートナーシップは広範囲にわたるものになると上向きの見方を示した。ランケル氏の見通しでは、ウォルマートでiPodが販売されることにより、アップルの各四半期における売上台数が10万台増加、売上高も2000万ドル増加するとしている。また、アップルの投資判断を「オーバーウエート」に据え置き、目標株価を60ドルとした。アップルの株価は米ナスダック市場で15日、前日比3.14％高の37.13ドル、ウォルマートはニューヨーク市場で同0.34％高の49.85ドルで引けている。【了】