終末医療の患者さん

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横浜市神奈川区の大口病院に入院していた八巻信雄さん(88)が点滴に界面活性剤を混入されて中毒死した事件で、同室の入院患者の西川惣蔵さん(88)も同様に殺害されたことが分かった。

西川さんが死亡したのは八巻さんが死亡した2日前の18日(2016年9月)で、体内から八巻さんと同じ界面活性剤の成分が検出された。4階のナースステーションに置かれていた点滴と同じとみられている。18日と20日には別の80代の男性と90代の女性も死亡していたが、2人は司法解剖で病死と診断された。

「異物混入連続殺人」不特定多数狙った?

大口病院の4階ではトラブルが続発していた。4月には看護師の服が切り裂かれ、6月にはカルテが紛失、8月には看護師のペットボトルに異物が混入された。それだけではない。今年(2016年)7月から9月までに入院していた患者のうち、約50人が立て続けに死亡していた。看護師の1人は「4階は呪われているんじゃないかといってました」と語る。

司会の小倉智昭「7月から50人もなくなっていると聞くと、大丈夫かなと思ってしまいますが、終末医療の患者さんが多い病院ですから、何とも言えないところがありますね」

レポーターの田中良幸「家族の人たちには不信感がどんどん広がっています。9月には1日に何人もなくなっているという話もありますので、このあたり、どうなっているのか。2人が狙われたのか、不特定多数だったのか。広がりを見せつつある状況になっています」

被害者の妻「病死であればあきらめもつきますが・・・」

小倉「終末医療の病院は少ないので、家族のみなさんも必死で探して、この病院を見つけ、入院させたという人が多いと思いますね」

西川さんの妻は「病死であればあきらめもつきますが、殺されたとなると、病院を選んだ私の判断が悪かったのかと悔やまれてやりません」と話す。あまりに悲しすぎる終末医療だった。

一ツ石