浦安が序盤に取ったリードを守り抜き、松戸・松戸向陽を7回コールドで下す。

外川（浦安）

　雨で試合が1日延期になった市川市国府台球場での第1試合は、松戸・松戸向陽対浦安の試合が行われ、試合は浦安の一方的な展開で松戸・松戸向陽を7対0の7回コールドで下し浦安が初戦を勝利で飾った。

　浦安の先発した左腕・外川はノビのあるストレート、緩急をつけたスライダーで松戸・松戸向陽5回までを投げ切り被安打1の素晴らしい投球内容であった。15打者中8人の打者を三振に打ち取りエースの風格を見せつけた。6回から引き継いだ浦安・藤隅も少し球は高めに浮くものの大きな体格を活かし堂々たるピッチングで2回を投げてノーヒットのピッチング。

　攻撃では松戸・松戸向陽の先発・風見に対し初回から二死二、三塁のチャンスを5番栄門がきっちりとライト前に放ち2点を先制していく。3回にも先頭の1番高山（寛）が右中間への二塁打で出塁、3番高橋が相手の敵失で出塁し無死二、三塁。ここで4番工藤が三遊間を抜く適時打、6番赤堀のサードへの痛烈な当たりでさらに3点を追加していく。5回にも2点を追加し、7点をもぎ取った。

　この日浦安は単打4本、長打3本の7安打で7得点。先頭打者が出塁し得点圏に進め、クリーンナップがランナーを返す。浦安は1つのチャンスを逃さず、しっかりと点に繋げていけたことが勝ちに結び付いた。投手陣もこの夏の段階でスタミナはまだしも、コントロール・球のキレは十二分に実力を付けてきている。この投打に安定感のある野球で次戦の昭和学院との一戦も期待して見ていきたい。

（文＝編集部）

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