今回、訪れたのは飯倉片町の路地裏にある隠れ家的なイタリアンバー。自由でヒップな印象に、速水氏も再訪を誓ったとか。隠れ家でありながら、人々を魅了する、そのワケとは?



オリジナルの「しぼりたて生姜のカクテル」を。「生姜のフレッシュな風味が効いていて、女性も好きそうですね」



その日手に入る食材を、一番美味しく食べられる調理法で提供。野菜料理も多くてヘルシー
どんな気分の夜も心地よく過ごせるわがままな大人の隠れ家『SALONE SELFISH』

賑やかな六本木界隈から少し離れた飯倉片町の交差点。路地を入ったビルの最上階に、その店はある。このあたりは昔から知る人ぞ知る名店がちらほらあり、年齢層も高く落ち着いたエリア。

昨年夏にオープンした『SALONE SELFISH』は、その名の通り、何かとうるさい大人のわがままに全力で応えてくれるダイニングバーだ。

「飯倉片町といえば、遊びを知り尽くした人たちが集うワンランク上の場所、というイメージ。このあたりになじみの店があるなんて、まさに隠れ家的でいいですよね」



店に入るとすぐ、バーカウンターが。貴重なヴィンテージウイスキーやワインが贅沢に並び、イタリア好き、酒好きにはたまらない光景だろう。女性には、薫り高い自家製リモンチェッロやオリジナルカクテルもおすすめ。

また、本場イタリアで腕を振るっていたシェフが作る料理は本格派で、アラカルトはもちろん当日コースでの注文も可能。シェフとの会話でメニューを決めることもできるというから、うれしい限りだ。

「イタリアは歴史と文化がある国なので、酒や料理にまつわるうんちくを肴に飲むのも楽しい。大きな天窓も秘密基地っぽくてくつろげます」


壁一面には、とあるアーティストが来店時に描いた作品が!



カウンターを通り過ぎれば奥にはテーブル席が3つ。さらに階段上には広々とした個室もある。

「一人でも、仕事の会食でも、デートでも、個室で仲間内のパーティもできる。遅くに食いっぱぐれた夜も、ここに駆け込めば満足できる料理が食べられる。あらゆる用途や気分にフィットする、ここまで使い勝手のいい店はなかなかないですよね」

ちなみに白壁のイラストは、日比野克彦氏の作品。飲みながら気分が良くなり、即興で描き始めたのだとか。訪れた人が自由気ままに心地いい時間を過ごせる。そんな店の雰囲気が伝わるエピソードだ。



からすみのペペロンチーノ「生スパゲッティならではの風味と歯応えがいい。これだけ食べに来たいほど」と速水氏



ゆったり12名が座れる個室


■プロフィール
はやみ・もこみち 1984年生まれ、東京都出身。日本テレビ系『ZIP!』内の“MOCO'Sキッチン”に出演し、好評を得ている。また、自身がプロデュースするキッチン用品ブランド「MOCOMICHI HAYAMI」が絶賛発売中

■衣装
シャツ¥73,440 、パンツ¥82,080、ベルト¥51,840 、シューズ¥122,040〈すべてエンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070〉