2016年1月24日夕刻、次のような写真付きのツイートが投稿されて、注目を集めた。

写真に映っているのは信号機だが、なんと真っ白になっている。吹き付けた雪が溶けずにはりついたままになっている。画面左下に横断歩道用の信号機が見えるが、こちらは赤いシグナルが見える。風向きによって状態が違うようだ。

猛烈な寒気による大雪とはいえ、九州・福岡でこんな状況になると、誰が想像しただろう。やはりLED信号機の雪が溶けない問題は本当だったのだろうか。

北国の信号機はLEDにしちゃダメだってば...

冒頭のツイートに対して、全国から、とくに雪国と呼ばれる地域から、数多くの声が寄せられている。

山形県や新潟県でも同様の問題が起きているという。「するんなら青だけじゃなくて全部にヒーター付けてよー！」という叫びもあった。車のヘッドライトもLED化されていると、雪が取れなくなるとのこと。

「この問題って割と有名でヒータつけるって雪国では話題になってたんだよねー」と解説する人もいる。福岡では初めての経験だったが......。

雪の多い地域では、カバーを付けたり、ヒーターを付けたりして、対策するらしい。

「最先端技術がすべての環境で従来の技術よりも便利というわけではない」という意見もあった。

雪の中の信号機。写真はイメージです（thisisbossiさん撮影,Flickrより）