20日深夜放送、フジテレビ「村上信五とスポーツの神様たち」では、日本サッカー界屈指のFWとして活躍した釜本邦茂氏が出演した。

2週連続の放送となった今回ものっけから「ディフェンスを基本的にしない」と紹介された釜本氏。「相手に(ボールを)回されている時に取りに行っても取れるわけない。あんなのしんどいだけ」と言い、村上が「今の代表は前からプレッシャーとか」と話しかけても「そんなことするから点が獲れない」と言いたい放題だ。

すると番組では日本代表歴代出場試合数上位50名から釜本氏が選ぶベストイレブンが発表された。

FWにはまっ先に自分の名前が書かれたプレートを貼った釜本氏。続いて「私の相棒」という杉山隆一氏を左に、横浜FC・三浦知良を右に貼った。

そしてMFには宮本輝紀氏と中田英寿氏。ボランチには「この人がここにくればいい」と言って小城得達氏を挙げると、DFには「アイツおるじゃん」と言って中澤佑二を、「クレバーな男を入れようか」と加藤久氏を入れた。

だが、「右のサイドバックがいない」と呟く釜本氏に小木博明が加地亮の名を挙げると「すぐケガする」とキッパリ。内田篤人についても「まだもうちょっとやね」と言い、結局は左に長友佑都、右に中田浩二を貼って、GKには川口能活と楢崎正剛を挙げて「どっちでもいい」とした。

また橋本マナミが「川島さん入れないんですか?」と尋ねると「ダメやな」と、「本田さんも入ってない」と言われれば「本田走らないもん」と一蹴した釜本氏。そのメンバーはメキシコ五輪世代が中心となった。

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