iPhoneでもAndroidでも写真や動画を無制限で自動バックアップしてくれるクラウド選び
スマホを上手に使いこなしている人に共通するのが、クラウドストレージの活用だ。
少し聞きなれない言葉かもしれないが、これはインターネットを介してデータを保存するサービスのことである。簡単にいえば、自分専用のメモリーカードやハードディスクがネット上にあるようなものだ。
そもそも、スマホを使っている人の中には、クラウドストレージだと意識しないで、すでに使っている人もいる。写真を無制限に保存できる「Google+ フォト」や、iPhoneの「iCloud」のバックアップ機能もクラウドストレージの一種なのだ。最近では、Appleの「iCloud」が値下げされ、iPhoneを使っている人もクラウドストレージをバリバリ使える環境が整ってきた。
そうはいっても、いまだに「わかりにくい」「面倒そう」「高そう」という負のイメージが根強いのも本当のお話。
おまけに今は、ドコモなどのキャリア、ソニーなどのデジカメ、ノートパソコン、Googleやアマゾンなど、なんでもかんでもクラウドストレージがついてくる。そう、まるでケータイショップでスマホを購入すると大量についてくるオプションサービスのようなイメージに近い。
どのクラウドストレージを、なにに使えばいいか、ごちゃごちゃして、本当にわかりにくい。
しかしながら、選びかた、使いかた次第で大変便利になるのも、これもまた事実である。
●値下げが続く大手クラウドストレージ
実はここ最近は、「iCloud」以外も値下げがあり、利用料金は、ドンドン低価格化が進んでいる。
とりあえず、人気のある大手クラウドストレージの一部をみてみよう。
・Dropbox
無料版:2Gバイト
有料版:1Tバイト(約1000Gバイト) 月額1,200円か年額12,000円
・iCloud
無料版:5Gバイト
有料版:20Gバイト〜 月額100円〜
・Google Drive
無料版:15Gバイト(Gmail、Google+フォトと共有)
有料版:100Gバイト〜 月額1.99米ドル(約222円)〜
・Google+(フォト)
無料版:15Gバイト(Gmail、Google Driveと共用)
・Microsoft OneDrive
無料版:15Gバイト
有料版:100Gバイト〜 月額190円〜
※無料版、有料版ともに各種キャンペーンを除く
※価格及び日本円換算は10月31日現在
無料版では2Gバイトから利用できたり、15Gバイトも利用できたりするサービスもある。最近では本体容量が32Gバイトあるようなスマートフォンも多くなってきたため、その容量の約半分程度までを保存できるという仕組みだ。
有料版になると、Dropboxを除くサービスでは月額100円〜200円程度で利用できるようになっている。
データが増えて、無料版では収まりきらなくなったら、月額料金を支払って容量も増やしましょう、というものだ。
有料版は、以前に比べれば安くなった、確かに昔に比べて非常に安くなった。
だが、「毎月お金を支払う」のは、嫌だなぁいうのが正直なユーザーの気持ちだろう。
では、どうするか?ポイントはいかに「お得に」、かつ「便利に」使えるクラウドストレージを選ぶかが重要なのだ。
●決め手は「無料」で「カンタンに」、そして「いつの間にか」の3つの条件
さて、ここで質問! スマホでクラウドストレージは何に使うのだろうか?
答えは簡単。多くの場合はスマホで撮った「写真」や「動画」だろう。
最近のスマホのカメラは高画素化が進み、1枚あたりの写真や1本あたりの動画のデータ量は恐ろしいほど増えている。つまり、写真や動画を撮影すればするほど、本体メモリやメモリーカードの容量もガンガン減っていくというわけだ。
★写真や動画の保存先として「お得」で「便利」は、「Google+」である。
まずは、「無料」で「簡単」なところだ。
「Google+」は、「Twitter」や「Facebook」と同じようなSNSなのだが、実はクラウドストレージとしても、非常に優秀なのである。
「Google+」は、「Google+フォト」というサービスと連動している。設定しておくだけで3Mピクセルサイズ未満の写真と15分未満の動画を無制限で保存してくれる。またiPhone、Android、パソコンにも対応しているほか、Wi-Fi接続時のみ保存する機能や、大きなサイズの写真を3Mピクセルサイズへ縮小する機能まである。
手間要らず「されげなく」片付ける(バックアップする)
お次は、「さりげなく」だ。
「自動バックアップ」をオンにしておくだけで、利用者は何もせずとも写真が保存されていく(当然ながら外部公開は初期設定でオフとなっている)。
Google+の写真バックアップは初期設定でフルサイズになっているため設定を変えよう
実はほかの大手クラウドストレージでも写真などの自動バックアップ機能はある。しかし、ほかのサービスの場合、容量には制限がある。つまり、保存すればするほど使える容量が減ってしまうのだ。
ところが、「Google+」は写真サイズが小さくなるが、使えるクラウドストレージの容量が減らない。ここがミソなのだ。
さらに機種変更をしても、写真や動画をそのまま引き継げるというのも重宝する。
とにかく無料で大量の写真を保存したい。写真を大きくプリントする予定が無い。そんな人には「Google+」が最も便利で、お得なクラウドストレージなのである。
とにかく、「スマートフォンで写真撮るのが好きだよ」という人に「Google+」を使った無料かつ無制限での写真保存をオススメしたい。
・写真と動画の自動バックアップ方法|Google+
布施 繁樹
少し聞きなれない言葉かもしれないが、これはインターネットを介してデータを保存するサービスのことである。簡単にいえば、自分専用のメモリーカードやハードディスクがネット上にあるようなものだ。
そもそも、スマホを使っている人の中には、クラウドストレージだと意識しないで、すでに使っている人もいる。写真を無制限に保存できる「Google+ フォト」や、iPhoneの「iCloud」のバックアップ機能もクラウドストレージの一種なのだ。最近では、Appleの「iCloud」が値下げされ、iPhoneを使っている人もクラウドストレージをバリバリ使える環境が整ってきた。
そうはいっても、いまだに「わかりにくい」「面倒そう」「高そう」という負のイメージが根強いのも本当のお話。
おまけに今は、ドコモなどのキャリア、ソニーなどのデジカメ、ノートパソコン、Googleやアマゾンなど、なんでもかんでもクラウドストレージがついてくる。そう、まるでケータイショップでスマホを購入すると大量についてくるオプションサービスのようなイメージに近い。
どのクラウドストレージを、なにに使えばいいか、ごちゃごちゃして、本当にわかりにくい。
しかしながら、選びかた、使いかた次第で大変便利になるのも、これもまた事実である。
●値下げが続く大手クラウドストレージ
実はここ最近は、「iCloud」以外も値下げがあり、利用料金は、ドンドン低価格化が進んでいる。
とりあえず、人気のある大手クラウドストレージの一部をみてみよう。
・Dropbox
無料版:2Gバイト
有料版:1Tバイト(約1000Gバイト) 月額1,200円か年額12,000円
・iCloud
無料版:5Gバイト
有料版:20Gバイト〜 月額100円〜
・Google Drive
無料版:15Gバイト(Gmail、Google+フォトと共有)
有料版:100Gバイト〜 月額1.99米ドル(約222円)〜
・Google+(フォト)
無料版:15Gバイト(Gmail、Google Driveと共用)
・Microsoft OneDrive
無料版:15Gバイト
有料版:100Gバイト〜 月額190円〜
※無料版、有料版ともに各種キャンペーンを除く
※価格及び日本円換算は10月31日現在
無料版では2Gバイトから利用できたり、15Gバイトも利用できたりするサービスもある。最近では本体容量が32Gバイトあるようなスマートフォンも多くなってきたため、その容量の約半分程度までを保存できるという仕組みだ。
有料版になると、Dropboxを除くサービスでは月額100円〜200円程度で利用できるようになっている。
データが増えて、無料版では収まりきらなくなったら、月額料金を支払って容量も増やしましょう、というものだ。
有料版は、以前に比べれば安くなった、確かに昔に比べて非常に安くなった。
だが、「毎月お金を支払う」のは、嫌だなぁいうのが正直なユーザーの気持ちだろう。
では、どうするか?ポイントはいかに「お得に」、かつ「便利に」使えるクラウドストレージを選ぶかが重要なのだ。
●決め手は「無料」で「カンタンに」、そして「いつの間にか」の3つの条件
さて、ここで質問! スマホでクラウドストレージは何に使うのだろうか?
答えは簡単。多くの場合はスマホで撮った「写真」や「動画」だろう。
最近のスマホのカメラは高画素化が進み、1枚あたりの写真や1本あたりの動画のデータ量は恐ろしいほど増えている。つまり、写真や動画を撮影すればするほど、本体メモリやメモリーカードの容量もガンガン減っていくというわけだ。
★写真や動画の保存先として「お得」で「便利」は、「Google+」である。
まずは、「無料」で「簡単」なところだ。
「Google+」は、「Twitter」や「Facebook」と同じようなSNSなのだが、実はクラウドストレージとしても、非常に優秀なのである。
「Google+」は、「Google+フォト」というサービスと連動している。設定しておくだけで3Mピクセルサイズ未満の写真と15分未満の動画を無制限で保存してくれる。またiPhone、Android、パソコンにも対応しているほか、Wi-Fi接続時のみ保存する機能や、大きなサイズの写真を3Mピクセルサイズへ縮小する機能まである。
手間要らず「されげなく」片付ける(バックアップする)
お次は、「さりげなく」だ。
「自動バックアップ」をオンにしておくだけで、利用者は何もせずとも写真が保存されていく(当然ながら外部公開は初期設定でオフとなっている)。
Google+の写真バックアップは初期設定でフルサイズになっているため設定を変えよう
実はほかの大手クラウドストレージでも写真などの自動バックアップ機能はある。しかし、ほかのサービスの場合、容量には制限がある。つまり、保存すればするほど使える容量が減ってしまうのだ。
ところが、「Google+」は写真サイズが小さくなるが、使えるクラウドストレージの容量が減らない。ここがミソなのだ。
さらに機種変更をしても、写真や動画をそのまま引き継げるというのも重宝する。
とにかく無料で大量の写真を保存したい。写真を大きくプリントする予定が無い。そんな人には「Google+」が最も便利で、お得なクラウドストレージなのである。
とにかく、「スマートフォンで写真撮るのが好きだよ」という人に「Google+」を使った無料かつ無制限での写真保存をオススメしたい。
・写真と動画の自動バックアップ方法|Google+
布施 繁樹