ファーディナンド、モイーズ前体制のマンUを批判「アマチュアみたい」
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10月2日発売予定の同書は現在、イギリス大衆紙『サン』が小出しに連載しているが、その中でファーディナンドは昨シーズン、8カ月で幕を下ろしたモイーズ前体制の戦術について、「アマチュアっぽくて恥ずかしかった」と述べており、次のように非難している。
「モイーズの戦術はチームを消極的にさせ、混乱させた。戦術は常に相手をどう止めるかだったし、モイーズはチームを負けないように仕向けていた」
「最も混乱したのは、どうやってボールを前に運ぶかということだった。よく彼はロングボールを使えと言い、ほとんどの選手が自身のキャリアで最もロングボールを蹴っていたと感じていただろう。時にチーム戦術はロングボールを中心としたクロス主体だった。恥ずかしかったし、フラムとのホームゲームで僕らは81本のクロスを記録した。なんでこんなことをしているのかと思っていた」
「彼の矛盾した言葉はさらにひどかった。時に彼はボールを回せと言い、別の日にはボールを回すなと言っていた。一体チームに何をしろと? 彼はある時、『今日は600回パスを回してほしい。先週は400回しか回せなかったから』と言っていた。誰がそんなことを気にする? 僕はむしろ10回のパスで5点決めたかった」
さらに、マンチェスター・Uが国内で不振に喘いだ中、8強まで進出したチャンピオンズリーグについても、モイーズ氏が珍行動を起こし、ファーディナンド自身に最悪な瞬間を与えたことを明かしている。
「(CL準々決勝第2戦の)バイエルン戦の前に普通の公園でセットプレーの練習をした時はおかしいと思ったし、アマチュアっぽかった。あんなことをするくらいなら、バイエルンにメールするかDVDを送った方がまだましだった」
「みんなの前で先発落ちを発表された時は本当に嫌だったし、叫んで胸ぐらをつかんでやりたい気持ちだった。でも僕はチームを尊重する選手だから黙って聞いていた。あれはおそらく僕のユナイテッドのキャリアにおいて最悪な瞬間だった」