ミランMFアデル・ターラブが5日に入団会見を行った。

アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は、「私はイタリアのディレクターで誰よりもアデルを知っている。素晴らしい才能の持ち主だ」とコメント。QPRが所有権を持ち、この半年はフラムへレンタル移籍していたターラブは、ミランでの新たな冒険に向けて準備を整えている。

「ミランやガッリアーニ代表取締役が関心を抱いてくれたことはうれしい。興奮してすぐに受け入れたよ。これからミランでの夢を見たい。これほどの名門に加わるのは初めてのことなんだ」

「僕のアイドル? ジネディーヌ・ジダンだよ。ミランでは自分の価値を示したい。僕はトレクアルティスタ(トップ下)だ。攻撃陣でプレーするのが好きなんだよ。できれば中央の位置が良いけど、右でも左でも問題ないよ。(クラレンス・)セードルフ監督は素晴らしい指揮官だ。彼からたくさん学びたい」

また、ターラブはFWマリオ・バロテッリについてもコメントしている。

「マリオには友人がいないと僕が言った? それはでっち上げだよ。僕は彼の友人だ。これでミランにはイタリアのバロテッリだけじゃなく、モロッコのバロテッリもいるんだ」

ミランはこれからの25日間で、チャンピオンズリーグ(CL)でアトレティコ・マドリーと対戦し、リーグ戦では欧州を狙える上位への浮上を目指す。ガッリアーニ代表取締役は次のように述べた。

「1月は最高だった。勝ち点10を挙げたね。2月はリーグ戦にとってもCLにとっても大事な月だ。今はポジティブな雰囲気が感じられる。クラレンスは素晴らしい仕事をしているよ。ポジティブなシグナルがあるんだ。うまくやるだけの条件はそろっている」

「(ステファン・)エル・シャーラウィ? 3週間後に戻る。コッパ・イタリア敗退は残念だったが、今はリーグ戦とCLに集中しよう。アトレティコ戦にトップコンディションで臨めるようにね」

「(ジョゼ・)モウリーニョ監督は素晴らしい指揮官だ。だが私は、インテル対バルセロナの試合よりも、ミラン対マンチェスター・ユナイテッドの方が気に入っている」