AKB48の大島優子がNHKの『スタジオパークからこんにちは』に出演した際に、「小さい頃から時代劇に出たかった」とカメラを通して関係者にアピールした。NHKでは元AKB48の前田敦子が『あさきゆめみし 〜八百屋お七異聞』に出演中だ。“是非、わたしも”と言わんばかりの大島優子を高橋みなみも横からプッシュしていた。

AKB48のレギュラー番組『AKB48 SHOW』が10月5日からBSプレミアムでスタートすることもあり、3日の『スタジオパークからこんにちは』にAKB48から高橋みなみ、大島優子、小嶋陽菜の3人が生出演した。

「理想はSMAPさん」だという彼女たちは、「彼らは歌って踊れるアイドルだけでなく、コントでも芸人並に体を張ってアイドルの域を超える。そうしたところを学ばねばならない」と理由を語った。

そんな3人の中でも、大島優子はコントについて「人を笑わせるのが一番難しい」と常に試行錯誤しているという。リハーサルでやったアドリブを本番では違うものにして、スタッフや現場を考える彼女はまるで芸人のようだ。

彼女はAKB48のエースでありながら女優が夢だと公言しているだけに、プライベートでも「舞台やミュージカル、映画に美術館なんかを観るようにしている。感性を研ぎ澄まして自分のものにできるように努力している」と明かす。

その大島優子が「それと、時代劇に出たいんです!」と言い出すと、「小さい頃から出たかったんです。だからピアスの穴を開けていません!」と熱く訴えたのだ。中高生の頃に友達の間ではピアスが流行ったが、それでも開けなかったという。

横にいた高橋みなみが、「時代劇ならNHKさんだよ!」と大島をうながしてカメラに向かってアピールさせていた。女優になる夢を追ってAKB48を卒業した前田敦子がNHKのドラマ『あさきゆめみし 〜八百屋お七異聞』で主演しているが、彼女はAKB48時代に大河ドラマ『龍馬伝』にも出ているのだ。

NHKとしてもAKB48を時代劇に起用していることから、大島優子の時代劇出演も期待できるのではないだろうか。彼女は子どもの頃から夢見たというからやはりお姫様役に憧れているのかもしれないが、大島優子ならば女剣士でもいけそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)