アクシデントでFWがGKを務めたインテル、イタリア杯8強…長友フル出場

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 コッパ・イタリア5回戦が18日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルとヴェローナが対戦。長友は先発出場した。
 インテルはホーム戦に臨むが、前半はチャンスを決めきれずにスコアレスで折り返した。後半開始からはフレディ・グアリンを投入して先制点を狙うと、交代策が奏功して一気に攻勢をかける。

 50分にグアリンが相手陣内でボールを奪うと、アントニオ・カッサーノにラストパス。相手ディフェンスラインを抜け出したカッサーノがシュートを流し込み、ゴールネットを揺らした。

 均衡を破ると、54分にもゴール前で得たFKをグアリンが狙うと、相手に当たりながらもボールはゴールに吸い込まれ、追加点を奪った。

 リードを広げたインテルは80分、GKルカ・カステラッツィが負傷退場するアクシデントが発生。交代枠を使い切っていたため、FWのロドリゴ・パラシオが急遽GKを務めたが、守備陣もヴェローナを完封。2−0と快勝を収めて、準々決勝進出を果たした。なお、長友はフル出場した。

[写真]=Getty Images