米ヒューストンの高速道路に「従軍慰安婦の広告」が登場

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日本政府に歴史問題や領土問題などの謝罪を求めて、世界各地で広報活動を繰り広げている韓国のソ・ギョンドク誠信女子大客員教授が、また新たな広告を登場させたようだ。

新しい広告は、米国ヒューストンのダウンタウンを通る1-10高速道路に登場した。西側「Exit764」の付近で、高速道路からも慰安婦女性が叫んでいる白黒写真の広告がよく見える。

朝鮮が日本の植民地支配から解放されたことを祝う「光復節」(8月15日)に合わせ、ヒューストンに住む在米韓国人が中心となり製作したのだという。

広告には大きな文字で「DO YOU HEAR?(この声が聞こえるのか?)」とあり、元慰安婦の女性たちが「水曜集会」(元慰安婦女性が日本政府に謝罪と補償を求める毎週水曜日に開かれるデモ)に参加している写真があり、「日本政府は従軍慰安婦のおばあさんたちに心から謝罪し、保証をしなければならない」と英文で訴えた。

在米韓国人による「韓人会」が広告費を募ったところ、13人が賛同し、集まった1万ドルで広告を出した。今回、中心的な役割を果たした同会メンバーでコリアンジャーナル編集局長のヤン・ドンウク氏は、「今年は米国でも慰安婦問題が大きな話題になっているので、もっと多くの人に知ってもらうため広告塔を使うことにした」と話した。

ソ教授によると、広告を白黒にしたのは、遠くからでもよく見えるようにするためだという。また、彼はこのような市民レベルの小さな活動を通じ、日本政府を圧迫していくことはとても重要なことだとも語った。

ソ教授はこれまでにも、日本に謝罪を求める慰安婦広告や、日本の領有権主張を否定する竹島(韓国名・独島)広告を世界中で繰り広げてきた人物。「光復節」を間近に控え、ソ教授の活動はさらに活発化しそうだ。

参照:聯合ニュース
参照:亜州経済

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