インテルはFWディエゴ・ミリートの控えストライカーとして、アタランタFWヘルマン・デニスもターゲットリストに含めたようだ。30歳の同選手は、アタランタと2015年までの契約を結んでいるが、移籍金は400万ユーロ（約４億円）と十分に手が届く範囲にある。

インテルのマッシモ・モラッティ会長は、ジェノアFWマッティア・デストロ争奪戦から撤退することを決断して以降、パレルモFWアベル・エルナンデスとデニスを優先していると見られる。

また、インテルはサンパウロMFルーカスを狙っているが、マンチェスター・ユナイテッドも真剣に同選手の獲得を目指している。プレシーズンツアーで中国を訪れているマンＵのアレックス・ファーガソン監督が、「まだ合意していないが、関心を抱いている。ただ、獲得するまでは、我々の選手の一人と言うことはできないね」と話した。一方、ルーカスの代理人であるワグネル・リベイロ氏は、次のように述べている。

「ルーカスはまだユナイテッドの選手ではない。移籍を実現させるには、選手と両クラブの合意が必要だ。今日の時点でその条件はそろっていない。まだマンＵがルーカスを獲得したわけではないということは、100％保証できる。彼は売られていないんだ。この数日、彼はオリンピックのことを考えている」