レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマ(23歳)が、今オフ中にクラブが前線のテコ入れを図ることについて、「競争は大歓迎だ」と話し、ポジション争いへ向けて準備ができているとアピールした。

サンティアゴ・ベルナベウでレギュラーに定着したとは言い難いベンゼマだが、決定力の高さは一目置かれている。ブラジル代表の新星ネイマールやアトレティコ・マドリーFWセルヒオ・アグエロなどがレアルの補強ターゲットと噂されているなか、ベンゼマはスペインAS紙に対して「僕は恐れてなどいない。もし加入してくるストライカーたちを怖がっていたなら、僕はサッカーを辞めているだろう」語った。

「どんなストライカーも僕をビビらせることなどできない。競争が僕を駆り立てるし、モチベーションだってずっと高めてくれる。ポジション争いはこのスポーツの本質的な部分だ。自分の将来がマドリーから離れていくのを見たことはこれまで一度だってない」と、チーム内の競争が激しさを増せばそれだけ自分のモチベーションも上がると、競争を歓迎した。