22日深夜、TBSのスポーツ番組「S1」では、毎週恒例、野村克也氏による「ノムさんのボヤキ部屋」コーナーが放送された。

ミスター(長嶋茂雄)、ワンちゃん(王貞治)ら一流選手が持つニックネーム。この日の野村氏は、なんと斎藤佑樹のニックネームを考案した。

「この番組に出るようになってね、無知無学を自覚するようになったんですよ。先だって本屋に行って、素晴らしい本を探してきました」といいながらも、自らの著書本『野村の実践「論語」』を宣伝した野村氏。

本題になると「マー君にはね、“マー君、神の子、不思議な子”ってちょっと長いからね。ちょっと考えて、“佑君、ハムの子、みんなの子”と。これは二番煎じであんまりおもしろくないから」と前置きしつつ、そのニックネームは「“ハムスター”にした。これはみんな親しみがあっていいんじゃないの。ピッタリだ。彼もちっちゃいピッチャーだし」と発表した。

また、「みんな大体ニックネームってあるんですよ。俺のニックネーム知ってます?“ムース”と申します。アメリカの山の中にね、のっそのっそして歩いている鹿。ごっつい体でね。これ、日米野球の時に、サンフランシスコ・ジャイアンツのベンチから僕がバッターボックスにいると“ムース、ムース”って野次が飛んだ。終わって通訳の人に訊いて貰ったら、ムースそっくりなんですって。動作が」と自身のニックネームについても言及した野村氏だった。