【韓フルタイム】「世論を誘導している！」日本のキム・ヨナ報道に反発

日本のニュースメディア「ロケットニュース２４」が３０日に報じた記事「キム・ヨナ選手が浅田真央選手を『あばずれ』と呼んでいた!?　ネットユーザー『女って怖いな』」が、韓国で話題となっている。

これはキム・ヨナ選手が１５歳だった２００５年、自身のミニブログ『サイワールド』に浅田真央選手のことを「あばずれ」と書き込んだというウワサが流れているというものだ。ロケットニュース２４の記事によると、ネット上でそのようなウワサが広まったのは、元ファンが保存していたというキャプチャー画像がきっかけとなったそうで、そこには「なぜ？　マオニョン（あばずれ真央）どこ行った？」（キム・ヨナ選手の友人）「そのニョン（あばずれ）はシニア」（キム・ヨナ選手）という書き込みがされていたという。

さらに２カ月後には「もうほとんど諦めた。ジュニアじゃ足りずシニアまで。今日は本当に憎い。なぜいつも私の前に立ちふさがるの。いいよ、おまえ全部優勝しなさい。私はずっとおまえの後ろをついて回るから」といった書き込みもあったようだとし、これについて記者は「まるで呪いのようである」と述べている。

現在、いくつかの韓国メディアが同記事を「無責任な報道だ」と非難している。キム・ヨナ選手は、オーサーコーチとの解雇問題で大きくもめているため、このような状況でキム・ヨナ選手のイメージダウンにつながるようなウワサを報じることは、非常に悪質とみているようだ。

「そうでなくてもキム・ヨナ選手はオーサーとの問題で苦境に立たされているというのに、正確ではないウワサをむやみに報じ、否定的な世論を誘導するのは卑劣である」という韓国ネットユーザーの声も紹介している。

また、韓国メディアは、同記事がライブドアで高いアクセス数を記録し、日本のネットユーザーたちによるキム・ヨナ選手への否定的な書き込みが集まっていることも問題視しているようだ。

ちなみに、これを本日のトップニュースで伝えている韓国の国民日報は、問題のキャプチャー写真は今年はじめに韓国のネット上で注目を集めたものだとしている。当時、キム・ヨナのマネージメント社だったIBスポーツに問い合わせたところ「確認していない。よく分からない」という返答があったという。


参照：“キム・ヨナ、浅田真央に〜X悪口?”…日メディア悪意のあるデマ報道で波紋 - 国民日報
参照：日本のインターネットメディア「キム・ヨナが真央に〜Xとののしった」デマをまき散らし波紋 - 財経日報

（文：林由美）

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