ソースネクスト株式会社は2010年3月1日、iPhoneアプリケーションの提供を4月より開始すると発表した。
今回の取り組みは、パソコンと急速に普及するiPhoneなどのスマートフォンに対し、クラウド環境を介して連携できるソフトウェアを提供することで、より便利で快適なコンピューティング環境を提供していく未来戦略の一環としている。

第1弾として4月中旬から「超字幕 どこでも単語」の無料配布と、今後年内に30タイトルまでのiPhoneアプリケーションの拡大を予定している。

■第1弾「超字幕 どこでも単語」って、なに?
iPhoneアプリケーション第1弾「超字幕 どこでも単語」は、映画やドキュメンタリー番組を丸ごと一本収録した英語学習ソフト「超字幕」シリーズと連携したiPhone専用アプリケーションであり、4月中旬より無料配布を予定している。

「超字幕 どこでも単語」には、映画で使用頻度の高い厳選表現を100個収録した「映画で学ぶ!ネイティブ厳選表現100」が登録されており、アプリケーション単体での使用はもちろん、パソコンソフト「超字幕」と連携し「超字幕」で登録した単語を、外出先でも閲覧することができる。

■iPhoneアプリ提供の背景と狙い
ソースネクストは2008年に、CD-ROMドライブを搭載しないネットブックにもインストールしやすいように、パソコンソフトをUSBメモリに収録した「Uメモ」シリーズを発売するなど、市場の変化にいち早く対応してきた。

その後もパソコンを取り巻く環境は急激な変化を続け、現在ではネットブックやスマートフォンに代表されるような「持ち歩けるコンピュータ」が急速に普及している。

世界のスマートフォンOS別シェアで、半数以上の54%を占めるiPhoneのユーザー伸び率は、Apple社のデバイス利用者が多い上位10カ国の中でも日本がトップで、前年比約350%に成長しており、今後も大きく成長する市場と考えられる。

同社は、さまざまな環境やデバイスに対応したソフトウェアを提供していくため、今回のiPhoneアプリケーションの提供開始を機に、2003年より掲げてきたスローガンである「みんなわくわく、パソコンソフト」を「ソフトでワクワク」へと改め、「パソコンソフト」の枠を超えた、ソフトウェアの総合メーカーになるべくさらに邁進していくとしている。

ソースネクスト株式会社

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