ユヴェントスのアルベルト・ザッケローニ監督が27日の会見で、アヤックスとのヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグで途中交代に不満を示したMFジエゴについて語った。

「彼と話をしたが、3秒で状況をはっきりさせた。私は監督の役割と選手の役割というものを理解している。彼らは常にプレーしたがるものだ。それくらいは分かるほど、経験を積んできた。ジエゴがボールを持ちすぎる? パスは相手をすり抜けるものだが、ドリブルは数的優位をつくってくれる。状況次第だよ。ジエゴに2メートルの距離でパスを求めるなら、何も得られないだろう。どこで彼をプレーさせるべきか? 中盤と相手ディフェンスのライン間だよ」

一方、ザッケローニ監督はクラブのフロントと話し合ったことを明かし、次のようにコメントしている。

「評価とは良いものと悪いものがある。直近の結果によるところが大きいし、今の我々はうまくやっているね。それは認めるし、シーズン後に賛辞をもらえることを願っている。それを誇りに感じるだろう。今はまだ早すぎるけどね。昨日、幹部たちに会ったが、刺激的だった。就任して最初の1カ月の統括や、我々が抱えるリスク、目標達成のためにそれにどう立ち向かうかということを話した。マーケットに関するアドバイスは求められなかったよ。今は先を見ている時じゃないんだ」