国境を越え、人種を越え、文化や宗教も越えて、世界中のミュージシャンがひとつの楽曲を歌い、奏で、つないでゆく音楽プロジェクト=「PLAYING FOR CHANGE」の名前を聞いたことはあるだろうか――。

アメリカ西海岸を中心に活動中のプロデューサー、マーク・ジョンソン氏が立ち上げた、このプロジェクトは、音楽を通して世界に活気やつながり、そして、平和をもたらすことを目的としている。

すでに延べ100人以上ものミュージシャンによるパフォーマンスを収録された、「PLAYING FOR CHANGE」だが、その作品の中には、このプロジェクトのためだけに作られたオリジナル楽曲はもちろん、「Stand by Me」や「One Love」といった世代を超えた名曲も含まれているのだ。

これらを巧みな技術で編集し、あたかも世界中のミュージシャンが、一つの楽曲を一緒に奏でているように仕上げている映像が一大ムーブメントとなり、世界規模で話題となった。

また、このプロジェクトの収益の一部は、非営利団体である「PLAYING FOR CHANGE基金」を通じて、インドやネパールにおける難民への必要物資の提供や、直接的な援助の他、南アフリカでの音楽スクールやアートスクールの設立、子供たちへの恒常的な指導にも役立てられている。

最近では、大和証券グループが、このプロジェクトの表す「世界とのつながり」をモチーフに、「お客さまに世界とつながる、さまざまな金融サービスを提供していきたい」といったコンセプトから「PLAYING FOR CHANGE」の映像をテレビCMに用いたりもしている。

世界に感動を与えるばかりか、音楽や芸術の輪を広げている「PLAYING FOR CHANGE」。同社の新CMでも、「Stand By Me」、「One Love」、「Don`t Worry」、「Chanda Mama」の4曲を使用し、全部で26のパターンを展開する力の入れようだ。

■関連リンク
YouTube「PLAYING FOR CHANGE」公式チャンネル
ダイワインターネットTV/大和証券グループのCM