ル・パリジャン紙が21日付でパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル人FW、エベルトン・サントスが期限付きで「ある日本のクラブ」に移籍すると報じたが、PSGが22日夜、移籍先はJ1のアルビレックス新潟であることを明らかにした。すでにエベルトンは新潟のメディカルチェックにパスした。契約には買い取りのオプションも含まれる。

 エベルトンは1986年ブラジルのサンパウロ州生まれ。2008年1月に同国のコリンチャンスからPSGに移籍したときは、フランスのメディアに「小柄(175センチ)だが、ドリブルとボールコントロールにすぐれる」(レキップ紙)と紹介された。しかしPSGではわずかリーグ戦1試合に出場したのみ。昨シーズンはレンタルで母国に戻りフルミネンセでプレーした。フルミネンセでは、ゴール数こそ少ないもののレギュラーの座を獲得していた(30試合、5得点)。