つまらない日々を送っていた若い女性がある日、突然街でスカウトされ「女優としてあなたがこの業界に必要だ」などといわれたら。。。。たとえそれがAVでも「やってみようかな」と思っても不思議ではない。プロテニスプレーヤーの宮尾祥慈容疑者と共に逮捕された倖田梨紗。人気歌手倖田來未に似せた名前をつけられAVデビューし、飽きられれば引退と典型的なAV女優の道を歩いた倖田。彼女の転落の軌跡を検証する。

現在女優としてTVで活躍中の及川奈央や、看護学校で学んだ知識を元にエイズ予防の活動を続ける 紅音ほたるなど、最近は、引退後も自分らしい道を歩むAV女優も増えているが、それはほんの一握りだ。
つらい生い立ちや、いじめ、寂しさに打ち勝つ為、AV業界に足を踏み入れる若い女性も多いと聞く。しかしそこで自分を取戻すのは難しく、いたずらに若さを金儲けに利用され、さらに傷ついていく女性も多いであろう。
今回逮捕された、元AV女優・倖田梨紗もそんな一人なのではないか。出演作のタイトルも女性なら胸がムカムカするようなひどいものばかりだ。それは、デビューから人気が降下する後半にかけてどんどん過激にエスカレートしていく。華やかな芸能界への夢も破れ、親や友人には自分の職業を否定され、AV女優と知ってて近づいてくる男性はみな体目当てと疑ってしまう。
二十歳を少し過ぎたばかりの女性にこんな精神的苦痛が耐えられるであろうか。簡単に麻薬が手に入るようになってしまった現在の日本で、倖田容疑者が現実を逃避したい一心で薬物に手を出したとしたらそれは悲しいことだ。事実、彼女の心は弱かった。挑発的なAV時代の表情もどこか寂しげだが、逮捕時の化粧を落とした倖田容疑者の写真の顔は薬のせいでやつれ、ずいぶん老けて見える。
テニスプレイヤーとしての成績が落ちた彼氏と倖田は、現実から逃避するように麻薬に溺れていった。
「いつでも止められると思い使い始めた薬物が、いつの日からか自分の意思の力では止めたくても止められない。これが、薬物依存症という病気です。」
これは、薬物依存症専門のリハビリテーション・センター、「大阪ダルク」のHPにある事葉だ。二十二歳の倖田容疑者の薬物治療は出所した後もこの先、何十年と続く。
麻薬が蔓延している世の中を決して許してはならない。麻薬で儲ける人間たちを締め出し、麻薬のない世界を築きくべきだ。麻薬に手を染める事で多くの若者の輝かしい未来が黒く汚く塗りつぶされ、社会は著しく損失を受ける。なぜ若者たちは麻薬に魅かれるのか?どうすれば水際で食い止めることができるのか、それが今後の課題だ。
「誰が誰と付き合って、次は誰が逮捕される」といった次元の話題を大人が模索しているだけでは何の解決にもならないのではないだろうか。
(編集部:宇佐木野ミミ)

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