イタリア代表監督の座に復帰したマルチェロ・リッピ監督が、先日イタリアの市民権を獲得するとともにU−21イタリア代表に初招集されたインテルFWマリオ・バロテッリ(18)のA代表入りの可能性について語った。

 初招集された5日のU−21代表戦のギリシャ戦(1−1で終了)でバロテッリが得点を挙げたとの知らせを受けたリッピ監督は「A代表の即戦力?私はそうは思わない。彼はまだまだ苦労を経験しなければならない。メディアが彼を持ち上げすぎている。彼の才能の芽を摘まないためにも、彼を『スーパーマリオ』や『フェノーメノ(怪物)』と呼ぶのは避けるべきだ」とコメント。A代表入りの噂を一蹴するとともに、メディアに対して過熱報道を控えるように促した。