チェルシーのルイス・フェリペ・スコラーリ新監督は7月1日から正式にチームの指揮を執ることになるが、まず最初の仕事はMFフランク・ランパードの慰留になりそうだ。
 選手が休暇から戻るまでの1週間、スコラーリ監督はレアル・マドリーのFWロビーニョを含む補強選手のリストアップを行なうが、なによりも大事なのはインテルへの移籍が噂されているランパードを引き留めることだ。
 インテルが4年契約を申し出たとする報道に対し、チェルシーはどこのクラブからもオファーは受けていないと主張する。

 チェルシーとの契約があと1年残るランパードは現在、妻子と共にシチリア島で休暇を楽しんでいるが、移籍に関する質問に対し、「インテル? どうなるだろうね。今は家族と一緒に休暇中だ。チェルシーでの今後について? 僕はまだ何もわからないよ。ここはすばらしい国だけれど、誰かと会う予定はない」と話した。

 また、同じくインテル移籍が噂されるDFリカルド・カルヴァリョに対しても、スコラーリ監督は慰留に努めることになる。