26日のウィガン戦に敗れ、再び解任の危機に立たされているニューカッスルのサム・アラダイス監督が、選手のパフォーマンスを厳しく批判した。

 アウェイのウィガン戦で0-1の敗戦を喫したニューカッスル。アウェイ席で観戦した5500人のファンの中には、オーナーのマイク・アシュリーの姿もあり、枠内シュートがわずか1本という低調な内容で敗れたアラダイスには再び去就問題が浮上している。

下位に沈むウィガンに敗れ、窮地に立たされたアラダイス。しかし指揮官は、批判の矛先を選手に向けている。

「選手のパフォーマンスにはまったく満足していない。しかし、私が使えるのは彼らしかいない。私が連れてきた選手もいるし、そうでない選手もいる。ほとんどの選手が実力を発揮すれば素晴らしい選手ばかりだ。しかし、私に失態を見せる選手が多すぎる。私がファンでも厳しい罵声を浴びせると思うね。我々はそれほど酷い試合をした。選手たちの低調ぶりは許されないほど酷い」

 19試合を消化して、11位に沈むニューカッスル。古豪復活を託されたアラダイスは、志半ばでその座を追われようとしている。その命運を握る選手たちを厳しく批判したその言動は、連戦が続く年末年始の戦いにどのような影響を及ぼすだろうか。