“SWAT!王者”吾妻エメルソンを打撃で圧倒したのは“ZST次世代のエース”稲津航

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10月7日(日)、ディファ有明にて開催された『ZST.14』。第6試合では、ZST次世代エースの呼び声高い稲津航と、ZST『SWAT!シリーズ』で無類の強さを誇り、勝利を重ねる吾妻エメルソンの一戦が行われた。

レミギウス・モリカビュチス、大石真丈といった強豪が相手ながらも、勝ち星から遠ざかっている稲津に対し、ジェネシストーナメントを制し、“SWAT!王者”として勢いに勝るエメルソン。フェザー級下克上マッチの様相を呈した闘いとなったが、試合は、稲津が得意の打撃でエメルソンを完封。貫禄勝ちともいえる内容で、本戦ファイターの実力を見せ付けた。

1Rから、パンチ、インローを放っていく稲津は、エメルソンの引き込みにも一切付き合わない。それでも、飛び込み、組み付いたエメルソンは、一気にフロントチョークへ。これを払い落とされても、マウントを奪取しては三角絞めを狙う。

しかし、これを凌いだ稲津が、スタンドに戻ると強烈な左膝をエメルソンの顔面に叩き込み、試合は決着。大量の鼻血を流すエメルソンに、ドクターストップが掛かった。

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