台風24号北上で「気象病」注意接近前から痛みが出る可能性も

2018/09/28 06:34 ウェザーニュース

大型で非常に強い台風24号が日本に接近中です。台風や強い低気圧が接近する場合、気圧や湿度、気温などの変化に影響を受け、気象病が引き起こされる事があります。一般的に、気圧の変化をきっかけとする頭痛や関節痛、めまい、肩こり、イライラなどが知られています。

台風とジェット気流で「気象痛」が早まる傾向に

最近の研究で、夏台風に比べて秋台風の方が気象痛が起こりやすい事が分かって来ています。気象病に大きく影響していると考えているのが、気圧の変化です。例えば人体そのものが、気圧の変化により膨張・収縮しており、肺や血管なども影響を受けます。これらはストレスとして自律神経に作用し、気象病を招くのです。気象病の患者さんは、数ヘクトパスカルの差でも頭痛やめまいなどの不調に苦しめられますが、台風では数十倍の変化が急速に起きます。台風や低気圧が接近してくると気圧変化で体調不良を感じる場合が多いですが、台風が日本から離れていても、日本上空にジェット気流がある場合は気圧変化で体調不良が起こると考えられています。現在、台風24号は沖縄の南にあって本州からは離れています。しかし、日本列島上空にジェット気流が停滞していることから、台風接近前から気圧変化が起こり「気象痛」が数日間に渡って引き起こされる事が予想されます。

1分でできる「くるくる耳マッサージ」で痛みを軽減

そこでお勧めなのが、「くるくる耳マッサージ」です。(1)親指と人差し指で両耳を軽くつまみ、上・下・横に、それぞれ5秒ずつ引っぱる(2)耳を軽く横に引っぱりながら、後ろ方向に5回、ゆっくりと回す(3)耳を包むように折り曲げて、5秒間キープする(4)手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくりと回す。これを5回行う。※ウェザーニューズ気象病顧問アドバイザー・愛知医科大学客員教授・中部大学教授の佐藤純先生考案気象病は内耳が大きく関係しているため、「くるくる耳マッサージ」で内耳の血流が良くなると自律神経が整い、気象病の予防や改善につながるんだとか。「くるくる耳マッサージ」は朝昼晩に1回ずつ、毎日続けてみてください。台風だけでなく下り坂の天気や寒暖差による気象病も予防・改善できるかもしれません。