ラッパー・般若「20年前、ひとりでフリースタイルしてました」
──リスペクトするアーティストは長渕剛
普通だったら、ギター持つじゃないですか? なんか、ラップにいったんですよ。自分も不思議なんですけど、自分なりに消化した形がそこだったんですよね。
もっと言うと、僕は最初DJになりたかったんですよ、それが何故だかラップの方向にいっちゃったんですね。
結果、それが一番自分の中の筋道が通ってたのかもしれないですね。
あの人のDNAというか、ギターを持つんじゃなくて、マイクを通してラップという手法に変えたことが。
──ヒップホップを始めた当初、周りの反応は?
やってる人は誰もいなかったですよ、もっと言うと周りが暴走族しかいなかったので。音楽の道に入ったのは、僕が最初だったんです。
ヒップホップがちょいちょい流行ってきて、わかりやすく言うと、キングギドラとか、KAMINARI-KAZOKU.とか、そういうものがあって、だんだん広がっていった感じですね。
人よりも、ヒップホップっていうもの自体にすごい影響されましたね。
20年前、最初はDJだったんですけど、少しずつラップ、フリースタイルを始めて、それが最初の入り口でしたね。
当時、公園とかでずっとやっていましたね。フリースタイルは誰も理解してくれなかったですよ、学校の昼休みとかでやっても、頭のおかしいやつとしか見られないじゃないですか(笑)。
今は、「高校生ラップ選手権」とかあるからいいけど、しかも1人でやってたから、それは危ないと思われますよ。”かわいそうな奴”って、思われてたと思いますよ(笑)。
──Zeebraさんに誘われて、「フリースタイルダンジョン」に出演するきっかけは?
最初は“どうしようかな?”と思ったんですけど、たまにはこの人の言うことも聞いておこうかな思って(笑)。
最初は「般若のところまで来ない」って言ってて、来たじゃないですか? 終わったあとに、「来たじゃねーか!」っていう話になって(笑)。
なんで、こんな恐い思いしなきゃいけないんだと思って。何もやってなかったですからね、本当にびっくりしましたよ。7年とか8年ぶりくらいで、R(R指定)が負けた後、最悪でしたよ(笑)。
あれ、直前は気持ち悪くなるくらいでしたよ。
いまは小学生がやってるっていう話すらも、聞きますからね。20年前、僕が1人で変人扱いされていたものが、いまは社会的に認知されたんだなっていうのは、すごいなって思ってます。
ひとつのブームなっているっていうのは、感じています。いいことだと思いますね、嬉しいことです。
パーソナリティの鈴木おさむが、ゲストの旬な話題を掘り下げるTOKYO FM「よんぱち」。ラジオならではのココだけの話にご期待ください。
2016年7月15日(金)の放送は、ゲストにユニット・DIVAの元メンバーRamさん、野沢直子さん、藤井フミヤさんが生登場。ホットな話題をお届けします。
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<番組概要>
番組名:「よんぱち 48 hours 〜WEEKEND MISTER〜」
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パーソナリティ:鈴木おさむ、岡部茉佑
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