「地域おこし協力隊」という事業を知っているだろうか。2009年に制度化された総務省主管の事業だ。人口減少や高齢化などの進行が著しい地方で、地域外の人材を積極的に誘致して定住・定着を図り、「都会を離れて生活したい」「地域社会に貢献したい」といった意欲のある人たちのニーズに答えながら、地域力の維持・強化をはかっていくことを目的とした取り組みである。期間は1年から3年以下。地方自治体の委嘱を受け、