自分を産んで育ててくれた人ということで、母親は誰にとっても大切な存在です。とはいえ、全てを許すことはできないのが親子関係の難しいところ。「兄弟姉妹であからさまなエコひいきがある」、「小言が多すぎる」など、母の言動が「どうしても許せない」という人は案外多いのです。『母と娘の「しんどい関係」を見直す本』(石原加受子/著、学研パブリッシング/刊)は、そんな親子関係、特に母と娘の関係に注目した一冊。