4月1日、日本政府が昨年12月に定めた「国家安全保障戦略」に基づき「防衛装備移転三原則」を閣議決定したことは記憶に新しい。これは、事実上の武器全面禁輸であった「武器輸出三原則」に代わる新しいルールで、安倍晋三内閣は武器輸出の解禁に踏み切ったと話題にのぼった。この「武器輸出三原則等」の撤廃を4月1日以前から主張していたのが、ノンフィクション作家の関岡英之氏と、元航空幕僚長の田母神俊雄氏だ。2人の