教科書に載るくらい有名な歴史上の人物も、生身の人間。何百年か前に、私たちと同じように楽しんだり、悩んで落ち込んだりしていたはずだ。『世界史をつくった最強の三〇〇人』(小前亮/著、星海社/刊)では、「歴史のおもしろさを伝えたい」という自称“かなり性格の悪い歴史小説家”小前亮氏の信念から、人物の事績よりも、性格やエピソード、ゴシップを紹介。その中には、あら探し、揚げ足取り、偉人を揶揄することも。誰